朝顔

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世之さまの家の朝顔が30程花をつけてます。

『曜白朝顔』という種類の花で白い柄が綺麗です。

朝顔は初秋の季語ですから、立秋を過ぎた途端に沢山咲きますなぁ〜!

時に

『朝顔に釣瓶とられてもらひ水』


千代女のあまりに有名な句ですが、加賀に行くと

『朝顔や釣瓶とられてもらひ水』

と朝顔のあとが「や」と切れ字になってます。

世之さま的にはあとの句のほうが、句としては成り立って居ると思います。

正岡子規が「俳諧大要」に、前句を次のように批判してます。

『朝顔の蔓が釣瓶に巻きつきて

その蔓を切りちぎるにあらざれば釣瓶を取る能はず、
それを朝顔に釣瓶をとられたといひたるなり。

釣瓶を取られたる故に
余所へ行きて水をもらひたるといふ意なり。

このもらひ水といふ趣向
俗極まりて蛇足なり。

朝顔に釣瓶取られたとばかりにてかへって善し。
それを取られてとは、
最も俗なり。

ただ朝顔が釣瓶にまとひ付きたるさまをおとなしくものするを可とす。

この句は人口に膾炙する句なれども俗気多くして俳句といふべからず。』

俳句じゃないまで言ってるんですよ〜!

これは「朝顔に」としたからで、「や」なら二句一章となって意味は全く違います。

でも、どちらにせよ世之さまは、世の人々が千代女のこの句を朝顔が咲く度口ずさまれるのが羨ましいですなぁ〜!!