大名作
浮雲

日本映画史上に燦然と輝く名作、成瀬巳喜男監督“浮雲”

久々に見返してみました。

前回観たのが高校一年生の時だったので、内容から出演俳優まで全く覚えておらず


いや、今観ると凄い!
高峯秀子さんが本当に凄い


僕は今ある監督が主催しているワークショップに参加していて、そこでカメラや照明の在り方についても勉強中しつつ、芝居を磨き上げてます。

それもあって、浮雲がいかにオーソドックスなカメラワークで撮られたものかよく解りました。

目線=カメラとよく言うのですが、浮雲ではまさにそれが行われている。

テーブルで食事をしているシーンではバストアップの画で台詞のあと視線が相手に向けられた瞬間に相手のバストアップに切り返す、といった手法が基本的に行われている。

その手法が全編を通して使われていて、俳優の動きにも無駄な視線や揺れなどが全く無い。

これだけ制約がある中で高峯秀子さんはあまりにも凄い(>_<)

彼女の表情を追うだけでも、観られる名画だ