ドン・ジョヴァンニ

  • 川越塔子 公式ブログ/ドン・ジョヴァンニ 画像1
「蝶々夫人」の直前くらいから、夜寝ていてふくらはぎが攣って痛くて目が覚める、という経験をするようになり、これは世に言う熱中症か(笑)?と思いましたが、どうやら年齢的なもののようですね。とほほ。

全身全霊の蝶々さんから3週間ほど、若いつもり(笑)の体にも少々疲労が溜まっている模様ですが、次の舞台の稽古が始まっております。

8月20日(火)と21日(水)、北区王子の北とぴあ・つつじホールにて公演予定の、モーツァルト作曲のオペラ「ドン・ジョヴァンニ」です。私は幕開きで世紀の色男ドン・ジョヴァンニに手篭めにされる(未遂?それは見てのお楽しみ…)ドンナ・アンナを演じます。

「ドン・ジョヴァンニ」というオペラ、モーツァルトは「ドランマ・ジョコーゾ」とジャンル分け?していて、これが論争の種というか、このオペラのミステリーの一つとなっています。もちろん最大の魅力でもあるのですが。

ある時代までのオペラは、大まかに言うとブッファ(喜劇)とセリア(悲劇)に分けられます。では「ドランマ・ジョコーゾ」とは?イタリア語の「ドランマ」は「ドラマ」ですがそれだけで「悲劇」の要素を含む場合もある言葉です。一方「ジョコーゾ」は「滑稽な」というような言葉。

うーん。2,000人以上の女性をモノにしてきたドン・ジョヴァンニ(スペイン語風にドン・ファンと言えば通じるかな?)の最期を描いたこのオペラは、悲劇なのか喜劇なのか?

今回の公演の演出家、太田麻衣子さんは、この大前提を「喜劇である」としてドラマを組み立てます。普通はオペラ界でも美貌を誇るバリトンが演じることになっている(笑)ドン・ジョヴァンニ役も、この公演で演じるのは喜劇を得意とする志村文彦さん。

女性演出家らしく、「どんなイケメンでも100人中100人の女が惹かれる美貌などあるわけがない。ドン・ジョヴァンニにはもっと別の人間的魅力があるに違いない」というところからスタートするのだそうです。

出会いが夜這いだったとは言え(笑)、名目は「復讐」とは言え、私が演じるドンナ・アンナもオペラを通じてドン・ジョヴァンニを追いかけまくる女性。みんなで「ドン・ジョヴァンニの人間的魅力」を追い求める、熱ーい夏になりそうです。

平日ですがシングルキャストで2回公演です。是非見にいらしてくださいね!

labo opera 絨毯座
W.A.モーツァルト〈ドン・ジョヴァンニ〉
2013年8月20日(火) 18:30
8月21日(水) 15:00
@北とぴあ・つつじホール(北区王子)

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