教えるということ

今日は、表参道のカワイ楽器のサロンにて、以前からお世話になっている昭和音楽大学のピアノの後藤育慧先生の講座「指導者の効果的な言葉かけ」を聞きに行ってきました。

後藤先生はピアニストでありピアノ指導者ですが、心理カウンセリングの専門家でもあり、各地で「ピアノの先生に教え方を教える講座」をなさっています。

「人間には全ての可能性が備わっている」という前提に立った、生徒さんの可能性を引き出すためのコミニュケーションの方法。具体的な言葉のかけ方も「目からウロコ」でしたが、とても印象に残ったのは「マトリョーシカ」の話。

マトリョーシカって、大きなお人形から次々と小さいお人形が出てきて、最後は豆粒みたいなサイズになりますよね。その一番小さなお人形が、赤ちゃんの時の私。一番外側の大きいお人形が今の私。

人は誰でも、赤ちゃんの時からの記憶や感情をマトリョーシカのように入れ子式に全部抱えて、大きくなっているんだそうです。だから生徒さんたちにどう言葉をかけるかは、その子の将来にまで深い影響を与える、重要なこと。

先生って責任重大なんだなぁ。歌の場合、あまり小さい子どもに教えるケースは少ないですが、自分の生徒としての経験を思い返しても、師匠の言葉の中には今の自分を支えてくれているものが多くあります。反対に、マイナスの言葉に捉われた経験もないわけではありません。

もっと勉強しないと。というか、なぜ私が急に「指導法」なるものを勉強しているのかというと、教える仕事を始めることになったからです。

4月から、昭和音楽大学で声楽の講師をやらせていただくことになりました。私は「教える」経験は本当に少なくて先生としては新米ですが、日々オペラの現場で自分が経験する様々なことをダイレクトに学生さんに伝えながら、一緒に勉強できればと思っています。

昭和音楽大学には留学前、研究員として4年半お世話になっていましたが、特にオペラ歌手を育成する環境が素晴らしく整った大学です。オペラ歌手を目指す高校生、いや具体的に「オペラ」まで見えなくても歌を本格的に勉強してみたい高校生、各地で受験講習会なんかも開催しているので是非「昭和音楽大学」にアクセスしてみてね(笑)。もちろん私に直接アクセスしてくれれば、責任持って面倒見ます!




 
  • コメント(全1件)
  • 美夜 
    3/28 07:40

    中学生の頃、吹奏楽部の後輩に上手く教えることができなくて、ずいぶん悩みました


    また、人に教えることで自分の未熟さも思い知るんですよね


    それで落ち込むのではなく、もっとがんばらなくちゃ!と思えればいいのかなと思いま

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