ミミ→蝶々さん

ここ数日の暖かさで東京の桜がどんどん咲いてきてしまい、お花見の計画が立っていない私は少々焦っております。ちょっと待っててくれないかしら。

さて、私のお仕事、日本語のオペラが2本続きましたが、その後はプッチーニのオペラが2本続きます。世の中はヴェルディ&ワーグナー祭りなのに全然それには乗れていなくて、ちょっとさみしい気もしますが。

まずは4月29日(月祝)、帝国ホテル主催のジ・インペリアルオペラ、藤原歌劇団による「ラ・ボエーム」。私はミミを演じます。

帝国ホテルは我らが藤原義江先生がお住まいになっていた場所、というご縁で(無理やり?)5年ほど前から毎年藤原歌劇団がオペラを上演しています。それが今年はプッチーニの「ラ・ボエーム」。

もちろん帝国ホテルですから、オペラを見せてハイ終わり、ではありません。ボヘミアン達の悲恋に涙した後は、豪華ディナーを召し上がっていただきますよー。まぁ、ただ少々お値段は張ります。

ジ・インペリアルオペラ「ラ・ボエーム」に続いては、京都芸術劇場春秋座にて「蝶々夫人」。私は、ついに!蝶々さんを演じます。

春秋座は、市川猿翁さんのアドバイスを受けて作られた劇場だそうですが、中に入った感じはほとんど歌舞伎小屋。両側にちょうちんが下がり、下手側客席には花道があります。でも、オーケストラピットもあるんです。とてもユニーク。

私はこの劇場で2010年に「夕鶴」のつう、2011年に「ラ・ボエーム」のミミを演じる機会をいただきましたが、オペラを上演する劇場としては小さめで、とても素敵な場所です。

今回も花道を生かした粋な演出になると思います。私個人としては、初めて蝶々さんを演じるにあたり自分の中に違和感はありませんでしたが、何しろ大役なので(まだ早いんじゃないかと)心配してくださる方もいて、それらを振り切って「やる」と決めた経緯もあり、思いはひとしおです。

かたや病気、かたや自害と全然違うものの、ミミも蝶々さんも舞台の上で命を落とす役柄。なかなかヘビーな3ヶ月半になりそうです。が、プッチーニのヒロインを2本続けて演じられるなんて、なんともソプラノ冥利に尽きるではありませんか。

帝国オペラの方は優雅なひととき込みで楽しんでくださる方、春秋座の方はオペラにしてはチケット代も控えめ(笑)なので、関西地区にお住まいの方(いや遠くからわざわざでも)、是非是非お待ちしています。

☆ジ・インペリアルオペラ
藤原歌劇団公演、G.プッチーニ「ラ・ボエーム」
2013年4月29日(月・祝)
16:30開演 18:30よりディナー
@帝国ホテル本館3階 富士の間
コース料理・お飲物付 お一人様 37,000円
ご予約・お問合せ 03-3504-1255
http://www.imperialhotel.co.jp/

京都芸術劇場 春秋座
G.プッチーニ「蝶々夫人」
2013年7月6日(土)
16:30開場 17:00開演
@京都芸術劇場 春秋座(京都造形芸術大学内)
全席指定 S席:9,500円 A席:7,500円(学生・シニア料金あり)
チケット取扱:京都芸術劇場チケットセンター 075-791-8240
http://www.k-pac.org/
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:190-542)
http://t.pia.co.jp/