ビバ!子どもたち

いよいよ今週の金曜日に迫ったオペラ「君と見る夢」ですが、今日はオーケストラ合わせをしてきました。

今回の公演は、豊島区ととしま未来文化財団の主催で、オーケストラは豊島区内の音大生や卒業生(とても若い)、合唱団も児童合唱も地元のアマチュア(一部プロのエキストラ)の方々です。

プロの人たちはもちろん技術的にうまい。ですが、アマチュアの方々には、プロとはまた違う舞台に対する純粋な情熱がある気がします。一緒に舞台に立っているとエネルギーをもらえるし、勉強にもなります。

今回私がくぎ付けになっているのは、児童合唱。小学校1年生から6年生までの子ども達、なんと44人。ものすごく子どもらしい、普通の小学生です。

と言うのも。子ども達が登場するオペラはとても多い(夕鶴にカルメン、ラ・ボエーム、などなど)ですが、普段共演するのは大抵、驚くほど上手くて怖いくらいしつけの行き届いた、プロの子ども達。

夜でも「おはようございます」と挨拶できるし、稽古場でおしゃべりなんか絶対しないし、指揮者や演出家に言われたことは一発でできます。いやまず、歌がべらぼうに上手い(笑)。

本当に感心するし、指導なさっている先生方には敬服します。またそういう子ども達も、休憩時間に話したりするとすごく普通の小学生や中学生で、そのギャップがまたかわいいですが。

豊島区のジュニア・アーツ・アカデミーの子ども達は、放っておくと稽古場で騒ぐので、副指揮や演出助手ちゃんが声を嗄らして「静かにー!」を連呼しています。歌っている最中でも、休符のすきに隣りの子とおしゃべりしてマエストロから目を離し、次の出を忘れたりします。

それから、私も音大に入って初めて「人前で歌いたいならやってはいけない」と教わったことなのですが、拍子に合わせて頷きながら歌うんですよね。ちょっと自信がなくなると隣りの子を見る。さらに、中にはいわゆる「音痴」の子がいます。

もう何と言うか、子どもって普通こうだよなぁー!と、稽古場で会うたびに笑ってしまうほど、かわいくてたまりません(笑)。

本番ではどんな爆発力を見せてくれるのか、すごく楽しみです。オペラの舞台では、その子ども達がほとんど芝居を忘れて実際に遊んでいるシーンもあるので、どうぞお楽しみに。

残券は僅かのようですが、4,000円で見られる本格的で文句なしに楽しいオペラ、3月8日は池袋の東京芸術劇場に是非いらしてください。

オペラ・コミック「君と見る夢」
3月8日(金) 18:30開演
@東京芸術劇場プレイハウス
全席指定 4,000円

チケットお申込・お問合せ
としまみらいチケットセンター
03-3590-5321
http://www.toshima-mirai.jp/