マスネ!

藤原歌劇団作曲家シリーズコンサート、マスネ特集が終演しました。途中、ピアニストの楽譜が紛失?したり、照明機材に不具合が発生したり、直前の地震のせいか?落ち着かない場面もありましたが、とにかくやり切りました。

私にとっても久しぶりに「火事場のばか力」みたいなのを発揮せざるを得ない、追い込まれた本番となりました。追い込まれた原因はおもに、コンサート後半の司会(曲目解説)を任されたことにあります。

もちろん演奏も全力でした。2年前のリサイタル以来の「マノン」、大好きな曲を歌わせてもらえて本当に幸せでした。トップバッターだったこともあり、とにかく華やかに、お客様のテンションを上げよう!という意気込みが少々先走っていた感はありますが。反省。

さて、自分の出番が終わってからが大変。後半の2演目「ウェルテル」と「タイース」の解説を、と頼まれて、ホイホイ引き受けたものの、「ウェルテル」は3回ほど見て感動しましたが(特に2010年のパリ、ヨナス・カウフマンのウェルテル)、日本語字幕のないヨーロッパでのこと。「タイース」に至っては見たことすらありません。

得意のWikipediaと永竹先生の「オペラ百科」に首っ引きで、あらすじや聞きどころはメモして会場に乗り込みましたが、昨夜演奏する箇所が、曲名を見ても「あぁー、あの場面ね」とは全くイメージできない状態。

曲を知らなければ話にならないので、まず勝負は本番前のリハーサルでした。字幕を見ながら素晴らしい集中力でリハーサルの演奏を聞き、どの場面か、どんな曲か、またまたメモ。

リハーサル後、本番までは自分の演奏に集中して、次の勝負は2演目めの「ドン・キホーテ」演奏中と休憩時間の、計30分ほど。さっきのメモをもとに、各MCポイントごとの原稿を、これまた素晴らしい集中力で書き上げました。

そしてコンサート後半に突入。各曲の演奏中に、次のMCの台詞を必死で覚え、歌が終わると出て行ってそれを吐き出す。また覚えて吐き出す。まるでテストの一夜漬けみたいだー。とほほ。

いやはや、頭から湯気が出る思いでした。ちゃんとさも全部よーく知って喋っているように聞こえたかしら(笑)。近いうちに必ず、ゆっくりと「タイース」全曲を鑑賞してみたいです。

 
  • コメント(全2件)
  • 美夜 
    12/8 19:23

    大変でしたね


    お疲れ様でし

  • Kaiser 
    12/8 21:21





    Super multi talent soprano


    として着実にcareerを


    積んでマスネ!


    又々、池邉センセ


    御免為さい…(笑)!!
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