ベッリーニの名曲

Kaiserさん、よくぞ聞いてくださいました(笑)!
ベッリーニのオペラの名曲、思いつく限りご紹介しましょう。

まず、一番有名?なのは何と言っても「ノルマ」の「浄き女神」ですよね(アレ、別に有名じゃない?)。前半部分が特に有名で、ベッリーニの旋律美を堪能できます。後半のカバレッタは、彼の初期のオペラ「ビアンカとフェルナンド」の中のビアンカ(ノルマとは全く違うキャラクター)のアリア「立って、お父様」のカバレッタと旋律が全く同じで、2曲を聞き比べるのも面白いです。

地味ですが「ノルマ」の中のポッリオーネとアダルジーザの二重唱に先立つアダルジーザの叙唱「神よお守りください」やノルマとアダルジーザの二重唱「ご覧ください」も素敵です。

同じ曲、と言えば、ロミオとジュリエットが題材の「カプレーティ家とモンテッキ家」の中のジュリエッタの名アリア「ああ、幾たびか」はベッリーニの処女作「アデルソンとサルヴィーニ」の中のアリアとほぼ同じ旋律です。どちらも名曲です。

この時代のオペラにおける一つの流行が「狂乱」ですが、ベッリーニのオペラの中の「狂乱の場」の代表は、「海賊」のヒロイン、イモージェネのアリア「その無心の微笑みで」と「清教徒」のヒロイン、エルヴィーラのアリア「優しい声が」です。どちらも甲乙つけがたい、聞くたびに鳥肌が立つ名曲です。

何だかソプラノのアリアばかり挙げていますが、ソプラノ以外だと「清教徒」の中の恋敵リッカルド(バリトン)のアリア「永遠に君を失った」、「夢遊病の女」中のジョルジョ(バス)のアリア「懐かしき国」も名曲です。

ちなみにベッリーニのお墓の石に彫られているのは、「夢遊病の女」のヒロイン、アミーナの幕切れのアリア「ああ、信じられない」の一節です。何故この曲が選ばれたのかは知りませんが、ベッリーニ本人のお気に入りだったのかしら?

一つ念のため言っておくと、この時代のイタリア作曲家は慨してオーケストレーションが弱く、ベッリーニ本人も「夢遊病の女」を発表した後に自分の限界を感じて勉強し直した、と言われています。

ですからして、途中から聞き飽きた感じのブンチャカチャッチャブンチャ♪が始まってもとりあえず、我慢して聞いてみてくださいませ。注目していただきたいのは旋律美、横の線です(笑)。

日本にもっとベッリーニ・ファンが増えますように。


 
  • コメント(全2件)
  • メルフィオール 
    9/13 07:35

    …確かによく見かけるオペラ・アリアの音源もベッリー二を収録したアリア集は少ないですね。これと同時にもっと取り上げてほしいのがロルツィングなんですが…。

    家にある未開封の歌劇『テンダのベアトリーチェ』聴いてみます…
  • Kaiser 
    9/13 16:03





    “Casta Diva”は
    私でも知って居る
    melodyでしたので
    有名なアリアですよ!



    多分、昔、
    「名曲アルバム」か何かで聞いて
    頭に残って居たのでしょう



    “Norma”は
    生で観て見た
    成りました!!
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