父の日

昨日の父の日はいかがお過ごしでしたか?父の日は、6月の第3日曜日。なぜこの日なのかはよく知りませんが、アメリカ発祥の「父の日」ですよね。

さっきウィキペディアで調べたら(笑)、けっこうたくさんの国が6月の第3日曜日を父の日にしているみたいではありますが、ほかにも様々な日を父の日にしている国があります。きっとそれぞれにいわれがあるんでしょうね。

ちなみにイタリアでは、父の日は3月19日です。ヨーロッパでも、フランスやイギリスはアメリカ式ですが、スペイン、ポルトガル(ラテン系!?)は3月19日みたいです。

これは何の日かと言うと、「聖ジュゼッペの日」。ジュゼッペって誰かと言うと、ラテン語風に「ヨゼフ」と言えば分かるでしょうか?そう、イエス様のお父さんです。

確かイタリアでは、カレンダーのすべての日が誰かしらのキリスト教の聖人に捧げられていて、全国的に祝日になっているものからあまり知られていないものまで、毎日が「聖○○の日」なのですが。

例えば2月14日は言わずと知れた「聖ヴァレンタイン(当時はあり得なかったキリスト教徒と異教徒との結婚式をおこなった、恋する人々の守護聖人)の日」です。また都市ごとに「守護聖人」というのも定められているので、たとえばヴェネツィアは4月25日の「聖マルコ(あのサン・マルコ寺院のサン・マルコさん)の日」、ミラノならスカラ座のシーズン初日にもなっている12月7日「聖アンブロージョの日」が祝日です。

キリスト教的には「父親の象徴」とも言える、聖ジュゼッペの日が3月19日(なぜその日なのかは知りませんが)。というわけで、イタリアでは3月19日が「父の日( Festa del Papa' )です。

…が。この日は、年によっては復活祭(3月末から4月末にかけてのどこかの日曜日)ととても近くなります。さらにイタリアではわりと盛り上がる、女性にミモザの花を贈るお祭り「女性の日」( Festa della donna )が3月8日。

二つのお祭りに挟まれて、イタリアの父の日は今ひとつ存在感がうすい気がします。3月8日に向けて黄色いミモザの花を山積みにした屋台は街に登場するけど、その頃デパートで「父の日にこれを贈りましょう」というようなキャンペーンは見たことがありません。お菓子屋さんには卵チョコとコロンバ・パスクワーレがこれでもかとディスプレイされていて、国じゅうが「もういーくつ寝ーるーとー、復活祭♪」という雰囲気。

やっぱり「マンマの国」と言われるぐらいだし、仕方ないのかなぁ。