ダメ出して!

あなたの長所は?と聞かれた時、「打たれ強い所」と答えたりします。

誰だってそうだと思いますが、仕事を始めたばかりの頃はできないことばかりで、えらい人に叱られたりしますよね。

私も、演出家や指揮者(は少ないかな?)や、あるいは自分の師匠などに怒鳴られながら仕事をしてきました。「罵倒された」と言っていい経験もわりとあります。

でも、そのように追い込まれた時、どちらかと言うと私は「冗談じゃないぜ」と開き直って頑張れるタイプです。これ、私はいわゆるMなのか?と思うこともあります。

そんな私でも、ごく最近稽古場で「褒められる」経験をするようになりました。作品全体をスムーズに運ぶためにプリマドンナの機嫌を良くしておこう、という演出家なりの意図がはたらくことがあるわけですね。

特に今日はすごかった(笑)。「高野聖」の稽古場でのこと。私が大詰めのアリアを歌ったところ(高岡公演以来一ヵ月ぶりですよ!)、マエストロも演出家も、涙をこぼさんばかりの勢いで大絶賛でした。

本番が終わった後に(もうやり直しようがないからね)褒めていただくことはあっても、稽古場でこうまで絶賛されたのは初めてです。

…いやもちろん、素直に喜べばいいのかもしれません。が、何というか、寂しいような崖っぷちに立たされたような、うすら寒い気持ちになってしまいました。

稽古場でダメを出してくれる人がいなくなってしまったら、今以上良くなるためには何をせねばならないか、全部自分で考えなければならなくなるということですよね。

そんなことになったら辛いなぁ。孤独だなぁ。稽古場で罵倒されてヘコんだ時に「ダメ出ししてもらえるうちが華」と励まされたことがあるけど、あれは本当だったんですね。

やっぱり私ってM?…かどうかはさておき、稽古場ではいつまでもダメを出され続けていたいです。

 
  • コメント(全3件)
  • Moon rose 
    1/12 07:20

    納得しました
  • もりもり☆ 
    1/12 09:27

    その気持ちわかります〜

    私も先生からダメ出しされてる方がいいです〜
    ほめられると、何故か見捨てられたような気持ちになります

    Mなのかしら???

  • Kaiser 
    1/13 01:01






    Mr.Ninagawaに



    演技指導、受けるとか...



    灰ザラが飛んで来るかも...



     
     

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