イタリアのクリスマス

  • 川越塔子 公式ブログ/イタリアのクリスマス 画像1
皆さま、改めましてメリークリスマス!イタリア語で言ってみると、ブオン・ナターレ!今日がイェス様のお誕生日ですね。

イタリアはカトリックの国なので、クリスマスは大事な祝日で、25日と26日は学校や会社や、お店なんかもだいたいお休みになります。

イメージ的に言うと、クリスマスとお正月が日本と逆、のような感じでしょうか。

イタリア人は大晦日に友達や恋人とパーティーをしたりします。クリスマスは実家に帰って家族で静かにお祝いして、信心深い人は教会へ行きます。

日本で年末になると忠臣蔵をやるように、クリスマス前になるとテレビで聖劇(?イェス様の物語)のドラマが放送されたりします。

あと、日本であまり見ないものといえば、プレゼーピオ(プレセーペ、と呼ぶ所もあるかな)。イェス様が生まれた時の様子を、ミニチュアで表現した飾りです。

具体的に言うと、飼い葉桶の中に生まれたばかりのイェスがいて、ジュゼッペとマリアや、天使たちや、東方の三博士の人形はもちろん、イェスの誕生を讃え喜ぶ町の様子なども再現してあります。

教会には必ず(クリスマスツリーはなくても)この飾りつけがしてありますが、家にも飾る人もいます。

私の印象では、南へ行くほど気合いを入れてプレゼーピオを飾る傾向にあり、ローマではナヴォーナ広場のクリスマス市なんかでこの飾り(いろいろなパーツやお人形)を買えますが、ナポリには一年中プレゼーピオを売っているお店もあります。

イタリアのクリスマス期間は年が明けて1月6日(東方の三賢人がベツレヘムに到着したとされる日)まで。

日本だと、25日を過ぎたら大急ぎでクリスマスの飾りを撤去して、角松にしめ繩など「お正月モード」になりますが、イタリアではクリスマスツリーもプレゼーピオも、1月6日まで飾ります。

私が自分の目で確かめなかったので真偽は定かではありませんが、バチカン市国のサン・ピエトロ寺院のプレゼーピオについての噂。

サン・ピエトロ広場には等身大?というくらいのそれはそれは立派なプレゼーピオが飾られるのですが、クリスマスイブまでは、その中にまだイェス様はいないんだとか

25日の朝、飼い葉桶に赤ちゃんのイェスが誕生して、それが日に日に成長し、1月6日には大人になるんだそうです。

本当??誰か年末年始にローマへ行く人がいたら、ぜひ真相を確かめてきてくださいませ。

写真は全然イタリアと関係なく、都内某ホテルで見かけたクリスマスツリーです。