合唱団がやってきた

今日は、初めて日本オペラ協会合唱団と一緒に「高野聖」の立ち稽古をしてきました

12月の金沢・高岡公演では地元の合唱団と共演することになっていて、日本オペラ協会合唱団と共演するのは、来年1月の東京公演です。

オペラの合唱団というのは、作品によって実に様々な役柄、役割を演じます。

ざっくり言うと、「群衆」をやるのですが、それが英国貴族のこともあれば、バスクの農民のことも、はたまたニッポンの芸者衆だったりすることもあるわけですね。

しかも、ソリストには「レパートリー」なる厄介なものがあるので、どんな素晴らしい歌手にも「演じられる役がない」作品はたくさんあります。

でも合唱団にはその縛りがない。だから、プロのオペラ合唱団の人々は、ソリストとは比べものにならない程の舞台経験を積んでいます。

さて、今回の「高野聖」では、合唱団がほぼ最初から最後まで舞台にいて、ギリシャ悲劇の「コロス」にも似た独特の役割を果たします。

場の雰囲気を作ったり、状況を説明したり、人間ではない妖しいものの声を演じたり。黒子のようなことも。

今日は初コラボだったので、合唱団と我々ソリストがお互いを初めて聞き合って「なるほどー」となったり、音楽を見失って「あわわ」となったり。

何しろ道なき道なので、これからが楽しみです。