ラフマニノフのヴォカリーズ

「ラ・ボエーム」の稽古の真っ最中ではありますが、合間を縫って明日、軽井沢・大賀ホールにて、軽井沢国際音楽祭に出演します。

コンサートのタイトルは「MARO meets オルガン!!」。MAROさんこと、NHK交響楽団のコンサートマスター、篠崎史紀さんが、オルガニストの山口綾規さんとコラボレーションするとどうなるか、という企画です。

そこに私が、ついでにソプラノともコラボレーションしてみたらどうなるか、という感じでゲスト出演させていただきます。

歌うのはぜんぶで4曲。モーツァルトのモテットから「アレルヤ」、マスカーニの「アヴェ・マリア」、フランクの「天使の糧」そしてラフマニノフの「ヴォカリーズ」です。

ラフマニノフの「ヴォカリーズ」は、人前で歌うのは初めてなので、週末は「ヴォカリーズ」漬けでした。

ロシアの音楽(一まとめにするのは乱暴だけど)はとても魅力的ですが、惹かれる理由は、西欧の音楽に惹かれる理由とは大きく違うように思います。

イタリア、ドイツ、オーストリア、フランスを中心とする西ヨーロッパの音楽(これも一括りにし過ぎだけど)は、何というか、乾いていて、明るく、軽く、洒脱ですよね。我々東洋人からは逆立ちしても出てこない色合いです。

私がイタリアやフランスの音楽にこだわるのは、根底には自分の中に絶対にないものに対する憧憬があるから、のような気がします。

それに対して、ロシア(ラフマニノフに限らず、チャイコフスキーとか、あるいはムソルグスキーやリムスキー・コルサコフなど、時代を問わず)や東欧(たとえばチェコのドヴォルザークなんかをイメージしてみてください)、もしかすると北欧も(フィンランドのシベリウスとかね)の音楽には、どことなくシンパシーを感じませんか

大ざっぱなイメージですが、言葉にすると、何となく湿気を含んでいて、陰影があるというか、土の匂いがするというか。

理屈はともあれ、いい曲です。軽井沢で避暑(ここのところ東京も寒いくらいだけど)中の方、明日の16時、大賀ホールに是非いらしてみてくださいね。

 
  • コメント(全3件)
  • MIE☆ 
    8/22 14:22

    ヴォカリーズ
    好きで

    チャイコフスキーやドボルザークに自分が惹かれる訳も、わかった気がしました


    急な気温の変化に体調を崩されませんよう…



  • _〇 ̄ 
    8/23 00:21

    NHK-FM「まろのSP日記」のまろさん
  • 美夜 
    8/23 23:59

    土の匂いのする音楽、わかります


    さらっと演奏しちゃダメなんですよね

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