I am ジュリア…?

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以前、このブログにも書きましたが、ローマに住んでいた頃、ナポリでピザを食べた友人(日本人)が「ナポリピザは飲み物である」と言いました。

私は未だそんなピザには出会ったことがなかったので、今回もナポリ滞在中、「飲み物のようなピザ」を求めて3軒のお店でピザを食べました。

その中で、私ランキング「飲み物に近いピザ」第一位に輝いたのは、ダ・ミケーレのピザ。

このお店、「地球の歩き方」にも載っているぐらいの超有名店です。ピザの種類は、マルゲリータとマリナーラのみ。マルゲリータは、トマトソースとモッツァレラチーズとバジリコのピザですね。マリナーラは、モッツァレラがなくてトマトソースとにんにく、オレガノのピザです。

それぞれに普通サイズと大きいサイズがあって、マルゲリータはチーズの量を倍にもできます。あとは、コーラとビール(イタリア人がピザに合うと決めている二大飲み物)、水。ハムやサラミがのったピザとか、前菜とか、そういうおしゃれなメニューは一切なし。

「地球の歩き方」だけでなく世界中のガイドブックに載っているようで、各国からの観光客と、それだけ有名になっても通い続ける地元の人々とで、お店の前は黒山の人だかりでした。

入り口のお兄さんに人数を告げると、番号札をくれます。それを握りしめて、炎天下の道ばたで待つこと30分(ぐらいだったかな?)、順番がまわってきて、知らないカップルと相席のテーブルに通されました。私が注文したのはピッツァ・マルゲリータ。

私の食べたところ、ここのピザが飲み物に近い秘密はトマトソースにあります。

南イタリアではおいしいトマトがとれるので、お料理にトマトを多用しますが、ダ・ミケーレのトマトソースは、煮詰まりすぎていないというか、ジュースのように甘くてフレッシュです。それを惜しげもなく、明らかにほかのお店より多めにドバっとピザにのせてあるのと、生地もわりと薄めでのどごしが良い(変?)のとで、すごくジューシーなピザに仕上がっているんですね。

昨年公開された「食べて祈って恋をして」という映画の中で、ジュリア・ロバーツ演じる主人公が食べたのがダ・ミケーレのピザだったそうで、お店には「あの世界中で公開された映画でジュリアが食べてたのはうちのピザだよ!!」という貼り紙がありました。

今さらそんなことアピールしなくても世界中からお客さんが集まっているのにね。頑固親父の店、みたいな感じかと思いきや、なかなか可愛らしいですよね。思わずジュリア風にピザをかじって写真を撮ってしまいました。