アルベロベッロ

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今回のイタリア滞在の後半は南イタリアにいたのですが、その中で、子どもの頃から行ってみたかった町を初めて訪れてみました。

それがアルベロベッロです。イタリアをブーツの形にたとえると、かかとの付け根ぐらいのところにある、白い壁に灰色の屋根の、キノコのような形をした「トゥルッリ」という独特な建物が世界遺産になっている町です。

このおとぎ話のような町並みは、節税のため?にできたものらしいです。アルベロベッロがナポリ王国の支配下にあった15世紀末頃、この地を治めていた伯爵が、王様に払う税金を節約するため、「すぐに壊せる家」を作るよう命じたのだとか。

というのも、当日のナポリ王国では建物の数に応じて税金が課せられていたので、お役人が建物の数を調べに来た時、屋根を解体して「屋根がないからこれは家ではない」と主張して税金を免れていたのだそうです。

そんなケチな?伯爵様のために、アルベロベッロの人々が苦労して作り出したのが、石を積んだだけで作る(壊せと言われたら石をどこかへ置いておいて、またすぐに積み直して住める)家だったというわけですね。

「石を積んだだけ」とは言え、これは近くで見ると大小さまざまの石を芸術的に(あるいは数学的に)組み合わせて作られており、今では世界遺産に指定されているのに、積める職人さんが少なくなって困っているのだそうです。

ちなみに今でもトゥルッリに住んでいる人もいるそうですが、多くは観光客のためのホテルやお土産屋さんになっています。

さて、どうして私が子どもの頃からここに来たかったのかというと、宮崎に「アルベロベロ」という名前のピザ屋さんがあったからです。今もあるかなぁ。

まだ宮崎には宅配ピザなんてものもなく、私にとってはこのお店のピザは本当に夢のような食べ物でした。アルベロベロってへんな名前だなぁ、と思っていたら、イタリアにある町の名前なのだと教わり、お店にトゥルッリの写真も飾ってあったりして、子供心に「いつかアルベロベロへ行ってピザを食べよう」と思っていたのでした(笑)。

ピザは食べませんでしたが、代わりにプーリア州の名物パスタ、オレッキエッテをたくさん食べました。耳たぶの形のオレッキエッテ、本当においしいんです。それについてはまたそのうち。

 
  • コメント(全1件)
  • Moon rose 
    8/10 23:06

    綺麗ですね!イタリアが似合うような!綺麗な街並みと綺麗な空、ピッタリです
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