シーン21〜24

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シーン21 愛生の部屋

目を見開く聡史、息を吹き返す
聡史ゆっくりと起き上がり愛生に近づく。
銃を連射する愛生。聡史の体にはあたらない。
愛生に近づく聡史
銃の玉がきれる。それでも後ずさりながら撃とうとする愛生。
聡史ゆっくりと愛生を包む
    間
聡史アレンから貰った、劇薬の粒上カプセルをゆっくりと愛生に近づける
カプセルを受け入れ飲み込む愛生
愛生の表情が変わる。
愛生 「…初めてだね。聡史から抱いてくれるの。ずるいよそんな武器。私には銃で撃たれるより痛い」
愛生崩れる。愛生を支える聡史
愛生 「私…一人になるのが怖かった…。でも聡史が現実の世界に戻って辛い目に合うなら、一人でその罪や孤独を全部私が償おう…それが私の愛しかただって…怖かったけど…聡史のためなら…それでもいいって」    
愛生 「ねえ、最後に聡史からキスしてくれないかな?いままで聡史からキスしてくれたことなかったから…私が生きているうちに…お願い…」
    聡史、ゆっくり愛生に口付けをする
    聡史ゆっくりと顔を上げ愛生を見つめる
愛生 「ありがとう…」
    聡史の手を握っていた愛生の手がゆっくりと解ける
    息を引取る愛生
聡史 「ありがとうなんて言うなよ。殺した相手に、ありがとうなんて言うなよ。」 
    聡史ゆっくり壁を見つめる
聡史 「壁から目を逸らすな…その壁が…何色で、どんな形で、どんな素材なのか感じるんだ…」
    優しい空間が、暗い陰湿な空間に変わる
聡史 「目を逸らすな…そしたらその壁は、入り口となり、扉となって、僕を次の世界へいざなえ」
    ゆっくりと壁が扉となり開く、神々しいほどの光が差し込む。
    光の中に消えていく聡史


シーン22   現実
 
ゆっくりと目を開ける聡史


シーン23  刑務所  

テロップ  数年後

    出所する聡史。
聡史 「ありがとうございました」
立ち去る聡史

シーン24   公園

歩く聡史

公園を歩く。噴水の前に腰をかける
少女に声をかけられる

少女 「あの…」
    気づかない聡史
    その声に気づき振り向く聡史
少女 「運命の人ですか?」
    あっけにとられる聡史
聡史 「は?」
少女 「突然すいません、信じられないかもしれないけど、占いの人に言われて、ずっとこの日を待っていました。友達が事故にあってから三年後の今日。正午を過ぎて一番最初にそこへ腰かけた人。…あ、はじめまして…。私、星野愛生といいます」

星野「あなたは、運命の人ですか?」
聡史の前には愛生がいた。

エンディングテロップ