親友

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昔は田舎に帰ると

誰と会う、誰と飲むばかりで

「飲み歩いてばっかりで何しに帰ってきたんだ」

とよく怒られたものだ。

大学時代はお盆と正月にはかかさず帰ってたのに

最近は正月すらままならない。

帰っても2,3日しかいれないのであまりゆっくりできないが

やはり大人になると

せっかく帰ってきたのだから晩酌しながら親と飯を食いたい

と思うようになる。

正直、まわりの友達も結婚して子供がいて

嫁さんの実家にいったり親戚まわりしたりが普通だから

俺みたいに暇なやつがいないというのも事実。

本当はもっと福島の状況を見て回りたかったけど

すっかりベテランペーパードライバーになってしまったので

車も怖くて運転できないし

親を連れまわしてみて回るのもなんか酷のような気がして

大人しく家で過ごしてます。

そんなでも、帰ってきたら必ず会いたい親友がいる。

中学の同級生、鈴木潤一だ。

潤一とは中2の時にクラスが一緒になった。

こう見えてあたくし、まじめで優等生扱いされていたので

小学生の頃からまじめな友達ばかりだった。

そんな俺を中学デビューさせてくれたのが潤一。

潤一はおもろいやつで

それまでの俺の常識を覆す新鮮な友人だった。

潤一と俺と昇と三村。

いつもこの4人で学校で遊びを考えてばかり。

はやっていたのは何故か鬼ごっこ。

何かあるごとに

「うわぁ、きったね〜(汚い)タッチ〜!」

とところ構わず追いかけっこが始まる。

学校中を走り回り、エスカレートして何度も校舎のガラスを割った。

勢い余って頭で。

そのたびに担任の先生に立たされビンタをくらったものだ。

3年生になっても一緒のクラスで、相変わらず。

やがて後輩たちからも注目されるようになり

休憩時間に外に出て雑巾バレーボールを発明すると

校舎の上のベランダから後輩たちが

「始まったよ」

とみんな見ていたような、ちょっとしたアイドルグループみたいだった。

・・・ま、それは言い過ぎだが。

修学旅行のホテルではお互いの好きな女の子の話で盛り上がり

ある日、俺の好きな女の子の前で潤一が何度もからかうもんだから

「今度言われたら蹴ってやる」

なんて決めてたもんで

大したことないことで思いっきり蹴ってしまった。

サッカー部の黄金の右足で。

・・・ま、それも言い過ぎだが。

で、しばらくお互い無視をするようになってしまい

謝るに謝れずでいたのだが

結局仲直りしてまた仲良くなった。

高校は別々でほとんど会わず

卒業して俺は大学で東京に。

再会したのは成人式。

そこからまたよく会うようになり

お盆に帰っては毎年みんなで猪苗代湖にキャンプに出かけ

冬はスキーに出かけなんてしてたのに

俺も忙しくなり

結婚して会わなくなるメンツも増え

今は帰って必ず飲むのは潤一くらいだ。

東京に一人でレミゼを見に来てくれたこともある。

とにかく有名人のサインがほしいと楽屋をまわったっけなあ。

もちろん潤一も結婚して2児のパパ。

昨日も正月から仕事で大変なのに

仕事終わりで会ってくれた。

待ち合わせが遅かったので久々にバスに乗り駅前に。

震災以来暗くなったという駅前は少しは良くなったのか

思ったほどでもなかったし

駅前のイルミネーションもキレイ。

しかし駅前に君臨した我が青春の「マルイ郡山店」は潰れて

その後も何も入らずじまい。

やはりマルイがやってないと印象が暗い。

「金持ちになったらここに劇場でも作ったら盛り上がるかな?」

と駅中のドトールでコーヒーを飲みながら妄想に耽って潤一を待つ。

「あいどーも!」

と久々の再会に変わらぬハイテンションで現れた潤一は痩せていた。

前回はあごの下がヤバいくらいでぶでぶだったのに。

・・・ま、これは言い過ぎ・・・でもない。

むしろ俺のほうがまた戻り始めてる・・・。

今は「柏屋」という、地元では有名なお菓子の店で働いている。

「福島で有名なものって何?」

とよく聞かれるが正直お菓子しか浮かばない。

柏屋の「薄皮饅頭」

三万石不二家の「ままどおる」

は郡山を代表するお菓子二大巨塔だ。

しょぼくれ赤ちょうちん居酒屋が好きな俺たちは

駅前の繁華街をちょっとはずれたしょぼくれ居酒屋へ直行。

焼き鳥から串揚げから鉄板でお好み焼きまで焼きながら

仕事のこと、福島のこと、昔話、あっという間に時間が過ぎ

気がつけば1時。

最後に「一杯だけ!」と

前に潤一が連れて行ってくれた「THE BAR WATANABE」

という隠れ家的なバーにいこうとしたらお休み。

ショックを受けた俺に

「もう一軒ある」

と連れて行ってくれたバーが

「八百甚(やおじん)」

ここもまさに由緒正しいバーテンダーが丁寧にお酒を出してくれるお店。

「アイリッシュで何か・・・。」

なんてこじゃれて久々のハードリカー。

「自分の住んでるとこのバーに行ったらバーテンさんが福島の人だった」

なんて話してて帰ろうととした時、カウンターのバーテンさんが

「さっきのバーの話・・・。それ、HARRY'S BARじゃないですか・・・。」

すげー!

なんで知ってる!

いやいやいつの間に聞いてた!

しかもいい声で!

興奮してチェイサーのグラスを倒して割ってしまいました。

すんません、マスター、いい話してたのに!

東京戻ったら顔出しに行こう!

店を出ると

「俊彦、写真撮っておれもブログに載せてくれよ」

「載せたるよ!」

店の前でカメラを構えたら電気が消えた。

すかさず潤一

「すいません、写真撮るんで電気つけてくれますか?」

再び店の前の電気がつきパチリ。

「終わりました〜。ありがとうございます〜。」

暗転!

コントのような撮影を終え帰ろうとした時

久々に俺のラーメン熱がうずいた。

「潤一、ラーメン食わね?」

「いいなぁ!」

で何故か長浜ラーメン。郡山で。

二人でガッツリにんにく入れて食べました。

潤一君、今日も仕事なのに。

かく言う俺も、朝起きたら家じゅうの窓という窓が開け放たれていた。

「あんたのにんにくが家じゅう充満してると」

いやいや、家じゅうってあ〜た、・・・すんません。

今回の福島みやげは「柏屋」の新定番

「SWEETS MANJU」

ん〜和と洋のコラボだ。

薄皮饅頭をフルーツ仕立てで作った意欲作で俺は初めて見た。

潤一曰く

「女子には評判いいんだっけ〜。」

全国のSWEETS女子のみなさん

「柏屋」の「SWEETS MANJU」

ぜひご賞味あれ〜!

潤一、お疲れで今日も仕事だったのにありがどない!

今度は「つるや」でカシラとどぜう食うべな!

そんな俺のくっちゃね正月も終わります。

東京戻ったらまたダイエットしなきゃ・・・。






 
  • コメント(全4件)
  • チェリオ 
    1/4 17:55

    昔ながらの友達って…やっぱ何かしら落ち着くよね


    そう思える年齢になってしまったのかもしれないけど…(笑)


    しっかり食べた分、ダイエットしてください


    私も同じく頑張りま
    (笑)
  • マカロニグラタン 
    1/4 18:09

    心の洗濯出来る場所があるって素晴らしい事ですよね

  • にゃんこ☆☆ 
    1/4 20:17

    いつまでも変わらない友情を持ち続けられる親友って大事にしたいですね
    つかの間のリラックスタイムで充電できましたか?
    スィーツお取り寄せできるかしら
  • そら 
    1/5 08:54

    遅ればせなが
    本年もよろしくお願いします。

    ということで
    俊さんって郡山だったんですね。
    福島のどこだろう…といつも気になってました。うち親が福島人だしイトコも福島にいるから愛着があって

    実家に帰って飲みに行ける親友なんて素敵ですね!

    これからも
    大事にしてくださいね!
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