午前サマー!

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夏の午前中ではありません。
夜中にてっぺん回って帰帰宅の意です。

まずはこないだ土日、『七慟伽藍』ご来場いただいてありがとうございました!

久々に白髪メイクなどしまして歳を取りました。

大変エネルギーと集中力を使う『詠み芝居』なので終わってフラフラでしたが

すぐ次の月曜日から『呑象』の稽古をしています。
何せ『七慟伽藍』終わって5日後本番の、しかも新作舞台。

稽古も熱が入り気が付くと23時!

でもあさってには本番ですから!

力振り絞ってがんばります!

今日は稽古前に『泉岳寺』へ。

泉岳寺というと赤穂の四十七浪士のお墓で有名ですが

実は!
ここに!

僕が演じる『高島嘉右衛門』先生のお墓があるのです!

やっとお参りができました。

そしてこないだみんなは松陰神社で吉田松陰先生にもご挨拶。

僕は行けてないのですが公演の無事を祈って絵馬をかけてきてくれました。

今回の芝居は場面転換が多く、出はけや幕の開閉など盛りだくさんです。

しかし!

男性は出が多いので

頼りがいのある女優陣が裏で奔走してくれています。
ありがとうございます!

本当にチームワークのいい、素敵なカンパニーです。

実はこの作品。

こないだの震災を機に生まれた作品でもあります。

江戸末期、安政の大地震で甚大な被害を受けた日本が、再生を誓い幕末から明治維新へと大きな新時代を迎えるのです。

幕末というと竜馬や新撰組がよく取り上げられますが、この作品は吉田松陰の意志を受け継いだ若き日の伊藤俊輔(伊藤博文)・桂小五郎(木戸孝允)、そして高杉晋作ら時代を変えようと戦った男たちを
それを見守った二人の『呑象』と呼ばれた男たちの目線で描かれていきます。

今回の大震災で、自分が『役者』というものを通して
一体何ができるのか?
と何度も考え、
正直その必要性を見いだせずにいました。

『エンターテイメントをやめてはいけない』
とか
『観に来てくださるお客様がいる限り』
とかではない何か・・・。

そういう意味で『歌』の力は本当に大きいと思いました。

テレビやラジオから流れる大好きな曲や音楽はダイレクトに本当に疲れた心に元気や癒しを与えてくれる気がするのです。

では芝居は・・・?

それができるのか・・・?

そんな思いすらありました。

でもこないだ『七慟伽藍』で戦国武将を演じることで感じた、その武将たちの力強いエネルギー、そしてそれを伝えることに懸ける自分のエネルギーだったり、そうやって自分がエネルギーを放って伝えていくことに、少なからず意味があるのではないかと。

観にきてくださった大切な方々からのコメントで
そんな想いを感じることができました。

最初、『呑象』の話をいただいた時、正直ためらいました。

「震災の傷も全く癒えないこの時期に、少なからず地震が描かれる舞台をやるなんて」と。

しかしそこに描かれていたのは地震から立ち上がり時代が切り拓かれていく再生と変革の物語。

いや、物語ではなく、この日本がそうやって立ち上がって来た事実。

未だに正直勇気がいる題材です。

そしてこの作品をやることで直接的に今必要とされる何かをできるわけでもないかもしれません。

ですが、この再生と変革の時代を紡ぐことで
僕の故郷、福島や生まれ育った東北の方々に
祈りと希望と想いとエネルギーを届けたいです。

それは目に見えないものですが

目には見えない想いを伝えることこそが、役者であると思うから。

そう信じています。

微々たるものかもしれませんが

僕のこの想いが届きますように。

 
  • コメント(全3件)
  • らら(*^(エ)^*)・エマ  
    4/14 02:27

    お疲れ様です

    祈りと希望とパワーと…

    そのかけがえのない温かな真心は
    必ず

    届いてますよ〜ッ


  • ぶよ 
    4/14 03:22

    熱いですね。七慟伽藍では、お疲れ様でした。呑象も、主役だそうですね。熱い漢(おとこ)達の熱い舞台。是非、拝見させて頂きます。
  • たなぼた 
    4/16 21:05

    伊藤さんとは同郷で、レミの時から応援しています。震災の影響で、職場が避難所になっており、3月末からの公演は観劇できていません。でも、このblogで伊藤さんの活動が分かり、私も頑張らなきゃ!と思います。
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