濃い一日!

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今日は稽古オフ。
スケジュール調整しながら詰め込み状態で二本舞台を観てきました〜。
しかも内容的になんか一貫したテーマ性を感じた一日。
まず昼は日暮里のd倉庫にて役者仲間の中村まゆみが所属する劇団「さるしげろっく」の「GOLDEN★HANDSHAKE」

d倉庫とは以前赤羽橋(東京タワーのすぐそば!)にあった麻布d-pratsという劇場の支配人が2年前くらい?に場所を移した劇場。
麻布はなくなってしまったのですが何度か立ったことがあります。
d倉庫は初めての観劇。
いい空間でした。
まゆみはおととしの年末に一緒に「火男の火」という舞台で共演。
一言もしゃべらない役。
でも気になる存在。
お笑い経験もある多才な女。
今回はしゃべりまくってた。
前半の勢いまかせのギャグ連打に不安を覚えるもトータルな内容はいたってシリアス
夫婦漫才コンビの旦那はある事件がきっかけで現役を退きとある病院で掃除夫として働いている。
笑いで治療を!という改革のもと抜擢されとある少年と出会う。
彼には息子がいたのですがお笑い芸人の息子とからかわれいじめにあい飛び降り自殺をして死んでしまったのです。
その影をひきづりながらその少年に息子の姿を重ねてしまう。
おいおいストーリー話してんじゃねぇよですがこんなのメインプロットなだけでもっといろんなドラマがありますから。
若い役者サンたちの体当たりな演技に刺激を受けました。

夜は下北沢「劇小劇場」でセメ金にもでてもらってた、「ちー」こと斎藤千尋の出演するB.LET'S「春の遭難者」を観劇。
こちらはとある田舎の性犯罪被害者の女性たちが暮らす山荘が舞台。
「重そう・・・」
な難しいテーマを見事に伝えてくれました。
ほぼ女性なんですが芝居がしっかりしたメンバーで、その中で難しい役を精一杯演じるちーをみて「大人になったね」とおっさん涙。
なぜ今日この二つ?
と思うくらい鳥肌が立ったのが、どちらの芝居にも出てきたセリフ。
「自分はそうならないと思っていたことが自分に起こってしまった・・・」
ということ。
その気持ちを分かるとは決して言えない。
どちらにもやはり
「あなたに何が分かる?」
というセリフが呼応する。
・・・これはホントに重い。
分かりたいし分かってあげたい。
分かるとは言えないけど分かち合いたい。
でも・・・実際自分に同じようになことが起こったら同じような気持ちを持てるだろうか?
「おまえに何がわかる!」
そう言ってしまうだろう。
あたくしたちの日常は実にそんなことで溢れている。
あたくしが思うのは・・・
やはり「分かる」とは言えない。
でも少なくても何かを分かち合うことはできるのではないかということ・・・。
何か答えや救いをあげることはできないかもしれない。
でもあたくしができることは分かち合うことでほんの、ほんの少しかもしれないけどあなたが背負う痛みを感じることが何かに繋がるのではないかということ。
正直きれいごとです。
「それが余計なお世話なんだ!」
と芝居のセリフよろしくいわれてしまうかもしれない。
またある意味役者的視点かもしれません。
いざそうなったら背負いきれず押しつぶされてしまうかもしれません。

でもそれはどちらかが頼り過ぎているからなのかもしれません。

答えはないかもしれないけど、何かに進めるのではないかと。

だって生きていくのだから。

進んで行くのだから。

・・・と本当に真剣にいろいろ考えさせられた今日の二つの舞台に感謝。

・・・で!
劇小劇場というのはこないだ観た駒田一さんの「サビタ」の本多劇場の目の前。
これは駒田師匠に連絡入れてみねばと・・・思ったら即

「○○にいる」

もれなく合流(笑)
ホルモン屋さんでお肉いただきつつ
マスターからサービス。

「ざぶとん」

???

初めて聞きました。
かなりレアな部位らしくわさび醤油でレアで。

お刺身みたい〜!

・・・とホント内容満載な濃い一日でした〜!