京都マラソンPart4

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30kmを過ぎると、歩いていたり、道路脇でストレッチをしているランナーの姿を結構見かけるようになった。この悪天候で体力を奪われたのか、オーバーペースになって体力が尽きたのか・・・俺も何度か経験があるので、走りたくても身体が言う事を聞かない状態が良く分かる。本当に歩く事しか出来なくなるんだ。市民マラソンは、いかに戦略を立て、いかにマイペースで、いかに自分の体力を効率よく使い、42.195kmに挑むスポーツだと思う。これはなかなか難しい。難しいからこそおもしろい。35km通過。24分42秒!よし、まだ24分台をキープ!このペースで行けば確実に3時間30分を切れる。
雨は降ったり止んだりだが時折激しく降り、風は止む気配は無く、身体を持って行かれそうな強風が吹き付ける事もある。気温はかなり下がり、体感は10℃位。いや、それ以下かも知れない。歩道に毛布に包まれ救護を受けているランナーがいた。顔を上げているので意識はあるようだ。36km通過。残り6km。俺の身体もだんだん冷えてきて体力も急に落ちてきた。気力を振り絞りなんとか前え進もうとするが、スピードが少しずつ落ちてくる。持っていたエネルギー補給のゼリーは既に無くなっていた。あとは根性で走るしかない。だが、気持ちはしっかりしているが、スピードを上げようとしても身体が言う事を聞かない。足が徐々に固まってきている。すると、遠くに補給ポイントがあるのが見えた。助かった!エネルギーをほとんど使いきっている状態なので、飴一つでとても元気になる。塩飴だった。大量の汗をかいているのでここで塩飴を貰えるのはとても嬉しい。「ひとつ下さい!」と叫びながら貰った。そのくらい必要だった。大会のホスピタリティーに感謝。飴を舐めエネルギーを補給し、最後の難所、37km辺りから京都大学へ向かう長い上り坂へ挑む・・・

写真:昨年の大会です。鴨川沿いを走る。