ナレーションをやっていて最近またつくづく感じるんだけど、スポーツでも音楽でもアートでも、ハイクオリティー、ハイレベルを目指すなら、絶対に努力しないと無理だなと思う。だって、ドキュメンタリー番組の主役の皆さんは、半端じゃない事をやってらっしゃいます。ナレーションを読みながら物凄く刺激を受けています。でも、うーん、努力なんだけど、努力というストレートな意味合いではなく・・・、みんな好きでやっているから辛いとか苦しいとか思っていない。でも、完成までの時間や試行錯誤で悩んでいる時間を考えると、間違いなく努力です。
僕は「銀輪の風」や「SONG TO SOUL」や「THE世界遺産」に出会って、自分のナレーションを本気で追及するようになった。「SONG TO SOUL」は既に70本以上やっているけど、ある時期を境にナレーションがレベルアップしたと自分で思っている。SONGも世界遺産も、今の僕は、視聴者の心に響く完璧なナレーションをしたいと思いながら収録している。本当にブースの中で、完璧なナレーションをしたいと、ふつふつと興奮しながら仕事をしている。だからとても面白い。
仕事だけでなく趣味でも同じ気持ちだ。僕は若い頃からそうだったんだけど、自分が80歳90歳になった時、若しくは一生を終える間際の時、あの年はあんな事をやった、この年はこんなことをやったと、微笑みながら思い出せるような人生を過ごしたいと思ってきた。ランニングや自転車の大会にこれまで沢山出場し、いくつもの挫折や敗北もあったけど、ある程度毎年毎年メモリアルな出来事を残せたと思っている。夢叶わず撃沈した事も、振り返れば楽しい思い出になっている。
いろんな人に大会の話をしているが、良く言われるのが、「Mですね!」という言葉だ。でも、僕に言わせれば、「いえいえMではないですよ!あなたもスポーツに限らず何かに挑戦すれば分かるけど、僕らアスリートは、未だ見た事のない世界や経験した事のない事に挑戦する、夢とロマンにあふれたチャレンジャーなんですぞ!!」と話している。
話が長くなったが、昨年からちょこちょこと口に出していた事が今年実現する事になった。
昨年フルマラソンで自己ベストを出したので、今年は何に挑むか!?
トライアスロンのオリンピックディスタンスは水泳を(僕は平泳ぎが速かったのでクロールを)練習すれば確実に出来る。
では、出来そうもない未知なものは何か?それははっきりしていて、100kmを走るウルトラマラソンだ。
6月30日に行われる、サロマ湖100kmウルトラマラソンにエントリーしました。後で知ったんだけど、僅か二日で3500名の定員が締め切りになるほど人気の大会です。僕はエントリーする時、パソコンのエントリー画面を2度開き、迷い、2度閉じた。3度目開き、エントリーボタンをクリックしエントリーしたんだけど、数時間遅かったらエントリー出来なかっただろう。だから、参加できた事も運命だと思っている。
今はとてもモチベーションが上がっている。メンタル的にとても生き生きしている。日々充実している。制限時間は13時間。朝5時スタート。北海道とはいえ、過去15年で大会当日の最高気温が25度以上の年が7度もある。25度以上はキツイ。完走できるかやってみなければ分からないウルトラマラソンへの挑戦!
でも本当にエントリーして良かったと思っている。エントリー前と今とでは、メンタルの充実感が違う。何でもいい、目標は大事だなと本当に実感している。
ウルトラマラソンは根性だけでは完走できない。目標は、楽にどこも痛くならないで完走する事。そのために、効率的な身体の動かし方を追求します。将来、振り返った時に、良い思い出となるよう頑張ります!!
目標を
自分も
ステキ
私の目
磯部さ
つい最
今日は
お仕事
30年前
すれ違
いつか
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