WBCに厳しい処分を望む

今日行われた、ボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチの再戦で、またもルイス・ネリが信じられない暴挙に出た。体重別で行うボクシングにおいて、世界チャンピオンが軽量時点で2.3キロのウエイトオーバーなんて前代未聞。これは2階級も上の体重だ。チャンピオンとしてのプライドのかけらも無い。
ボクサーは、厳しい練習を積み重ね、苦しい減量をしてリングに上がる。ネリは減量する気がなかったのだろう。ネリは山中選手が怖かったから、減量して自分の体力を削る事を恐れたのだろう。
前回の試合でネリは、山中チャンピオンに4ラウンドTKOで勝利したが、数日後にドーピング疑惑が浮上して今回の再戦となった。あの試合を観た時、僕はネリの強いパンチの連打に驚き、スロー再生で確認したら、18〜20連打を行なっていた。ここまでの連打を打てる選手はそうはいない。年齢も若いし、世界には凄い選手がいるんだと驚いて見ていたら、ドーピング疑惑と相成った。ネリは、家畜を成長させる為に使う、筋肉増強剤を摂取した牛の肉を食べたので陽性反応が出たと弁明した。どんな理由であれ、他のスポーツではドーピング検査で陽性となったら一発アウトだ。だが、WBCはネリを処分をせず、再戦を通達した。
本来ならば、ドーピング疑惑を自ら晴らすために、ネリはベストコンディションを作り、正々堂々と戦うのが当たり前だ。だがネリはそれをしなかった。ボクシングのルールを無視し、ベルトを剥奪されても良いから減量をせずにリングに上がった。
ネリは、再戦にかける山中選手を、そしてボクシングを冒涜した。世界中のボクシングファンは、ネリがリングに立つ姿を二度と見たくないだろう。WBCは、ネリに厳重な処分を下すべきだ。