心の森

  • 石田美菜子 公式ブログ/心の森 画像1
こどものための本
というのは、時として大人の私に
いろいろなことを教えてくれる教科書であります。

高学年になった息子が学校から青少年読書感想文全国コンクールの
課題図書リストを持ち帰りましたが、
その中にあったのが「心の森」です。

小学校6年の響くんはお父さんの転勤でアメリカへ。
英語もしゃべれないのに、です。
息子と同じ年頃の男の子、英語コンプレックスも同じ・・
響くんがだんだん息子とダブってしまいます


アメリカで住んだ古い一軒家の庭から、
広い森へと通じる道がありました。
響はその森でデイジー
という名の妖精のような少女と出会います。
デイジー
と交流がしたくてしかたがない響は
それまでサボっていた英語の勉強を一生懸命はじめます。
ゆっくりと伝えることから始まり、得意な絵で紙芝居を作ったり
手紙を書いたり…
だけど不思議なことにデイジー
は一言も言葉を発しないのでした。
そしてデイジーに残された日は実はほんのわずかだったのです。

言葉も通じない地に来た響の不安な心が、
言葉がなくても通じ合えるデイジー
との交流で
成長していく様子が瑞々しく描かれています。

最後のシーンでは胸が熱くなり涙をとめる事が出来ませんでした

本をこれから読む方のために、その部分はナイショにしておきますね。

夏休み、子どもたちにとっては大きな成長を遂げる時期です。
いつまで「ママ、ママ」と言ってくれるかな?
その成長は嬉しくもあり、寂しくもあり…

息子にはいつか巣立つ日のために
響くんのように心が豊かになる経験を
たくさんして欲しいなあ、と思います


心の森
小手鞠るい
金の星社

 
  • コメント(全2件)
  • 西條 
    8/15 19:33

    良い物語です

    ウチの息子も中学に入ってからは殆ど部活、部活で一緒に出かけることも少なくなりました…
    ま、自分も同じだったと思いますし、それが成長した証拠かな〜なんて諦めまし


    そうですね〜男の子は小学校までじゃないですか〜

    今を大切な時間に

  • 白馬の森 
    8/15 22:55

    ニュージーランドで産まれて高校で日本に来た人の話を聞きました、凄い苦労をしたそうです、白人社会では黄色人種の差別は凄いし、日本に帰れば帰国子女はいじめられるし、同じ外国でも黒人も中国人もプエルトリコ人もいるアメリカのほうがましです。
  • GREEにログイン(新規登録)するとコメントを書くことができます。
    ログイン(新規登録)