報道写真の心意気

昨日は久しぶりに「報道カメラマン」の方とお話しする機会が
ありました。

カメラマンとひとことで言っても、ジャンルによってその写真の撮り方、
考え方も様々。

カメラがオールデジタル化されてからというもの、それは本当に様変わりして
幅が広がったと思います。

私が仕事を始めた頃はフィルムしかなかったので、
写真を撮ったら現像所に出してできあがりをクライアントに届ける、
というきわめてシンプルな行程でした。
それは報道でもコマーシャルでもそう変わらなかったと思います。

でも今写真をこれだけ簡単に加工できるようになり、
その差は天と地ほどになったようです。

私は仕事で撮影をすると、必ず画像処理をします。
人物だったらほんの少しだけお化粧をします。

実物の1.5倍くらい大きな目に写るプリクラは
いただけないな〜と思っていますが、
撮られた方に喜んでいただけるように、肌色を調整したり
服のホコリを取ったり、たまにはひざ小僧のすり傷を消したりします。

それは本当に、ごく当たり前だと思って日々過ごしていました。

が。

報道カメラマンさんに教えていただきました。

「報道では写真の修正は一切禁止です」

え?!マジ?
冬の黒い上着の目立つホコリも取っちゃいけないの?

そうです。そうあるべきなのです。
報道は何も隠さず、何も変えず、真実を伝えるべきなのです。
それは時々とっても怖いことではあるけれど…