写真家が被災地のために出来る事

今週末、我が家3人はバラバラに活動していました。

夫は石巻に現状を確かめる旅に。
息子はキャンプに。
私は東京で仕事。

今年から会員になったAPA日本広告写真家協会、という団体の
総会に出席してきました。

東北地方からいらっしゃった方がすごい写真力で
迫力の現状報告をして下さいました。

報道で避難方法について議論になっている大川小学校。
こんな立派な校舎のてっぺんまで津波がおおった事に
本当に驚き、裏山との位置関係がよく見て取れて
点で伝わってくる報道がひとつにつながりました。

とにかく延々と広がる惨状。
それは今まで少しニュースで知っていた事を圧倒しました。
「どこから手を付けていいのか」
この状況を見た方はみんなそう思う事でしょう。

Iちゃんから現地に入る夫へ、
支援物資を送った石巻市雄勝町名振にある避難所に届ける
お手紙と和菓子が託されました。

けれど夫から「届けられなかった…」とのメール。
セダンに乗って現地入りした主人の一行は
現地で地元の神父様の4WDに乗り換え
移動しなければなりませんでした。

瓦礫をかき分けての現地の移動は困難を極め、
峠越えを重ねないとたどりつけない名振には
時間切れでたどりつけなかったそうです。
なるほど、支援が届きにくい、というのは
こういう事なのだと知りました。

総会では他の会員の方がぶらっとボランティアに行って
写真家ならではの仕事を与えられた、というご報告を
して下さいました。

こちらも報道されている家族写真の修復です。
海水に浸かった写真はもれなく酷い変色で傷んでいます。
これをきれいに洗って干し、複写をしてPCで修復する。
そうして人によっては唯一残るものかもしれない家族の証を
もう一度再生するのだと言います。

海水に浸った写真を洗い流す作業は、ごく一般の方達が
されているようですが、プロが立ち会うだけで安心だ、
と喜ばれたそうです。

主人の報告によれば物資の支援はもうかなり
行き届いているとの事。
次に出来る事を模索し、東北に注目し続けたいと
心から思った週末でした。

…そうして実は息子のキャンプの話をゆっくり聴いて
あげられなかったなあ…と反省

今晩はゆっくり聴いてあげようと思います