伝書鳩

テレビ東京 「写真で見る東京今昔散歩」を見ています


銀座が昔からとってもオシャレな街だったこと
にあらためて感動


幼い頃、私にとっての銀座の思い出、といえば
祖父・金丸重嶺に連れられ、今もある地下道のギャラリーや
都市設備が見学できる場所を見せてもらった事。

祖父と出かけると必ず知り合いに会ってしまい、
ランチにコーンスープをご馳走してくれると約束したのに、
その方と「一緒に食事でも」となって立派な洋食を頂く
ハメになってしまうのです。
子どもには洋食のプレートは食べきれず、コーンスープが
よかったのですが


人ごみのなか小さな私は周りが何も見えない。
でも周囲の人の頭の上に、青空とともに見えた時計台の風景を
よく憶えています。

昔朝日新聞本社があった有楽町マリオンの屋上には
伝書鳩の活躍を讃えた像があるのだそうです。

スピグラという4×5カメラで撮った写真を、
携帯暗室のなかで丸めて鳩に背負わせ飛ばしたそうです。
報道はとっさの現場ですから、
露出もシャッタースピードも勘で撮ったと思います。
フィルムはシートですから、1枚1枚セットします。
だから連写なんか出来ません。

そうやって撮影された特ダネを、伝書鳩が運んだのです。

祖父がベルリンオリンピックへ取材に行ったときも、
いかに他社より早く記事を送るか、
それこそ生き馬の目を射抜くせめぎ合いのなか
仕事をした、という事を本人から、母から、聞かされたものです。

先日フォトセミナーの打ち合わせで、ご一緒させて頂く
石田晃久先生と、アシスタント時代はなかなか写真を
撮らせてもらえなかった事を思い出しお話をしていましたが、
こんな大変な時代をくぐって来た方には、「オンナになにが撮れる」
と思われても当然かもなあ〜と、つくづく思ってしまいました。

今は押せば写る時代。
いい時代に生まれた事に心から感謝
です!
それと同時に、心をこめていい写真を撮ろう、と
あらためて決心致しました


photo seminar FOLIO 2010
詳細はこちらまで(PCのみです。ごめんなさい!)
http://studio-folio.co.jp/seminar/