小さな小さな命を巡って

  • 石田美菜子 公式ブログ/小さな小さな命を巡って 画像1
今日は本当に久しぶりに丸一日、本格的な雨となりました


加えて数日前までの猛暑が嘘のような涼しさ

気持ちいいのを通り越して、寒かった

皆様、マジで体調管理に注意、ですっ。

さて、夕方小雨がぱらつく中帰路を急いでいると、
間もなく家
というところで、
「ぴーぴー」という声に気がつきました。

「ぴーぴーぴー」

どう考えてもひな鳥
のなく声です。

と同時に、車のヘッドライトに照らされた地面に、
微かに動く丸いものを発見。

それは直径3センチくらいの「毛玉」に黄色いくちばしが
ついたものでした。

スズメのひなです。

「ぴーぴー」と小さな声で鳴いていて、それを聞いて、
木の上からも同じような「ぴーぴー」という声が答えています。

親鳥の姿はないようです。

こんな時どうしたら良いのでしょう!

本当に小さな命なのに、自分ではどうしたら良いかもわかりません


どうしよう、家に帰って息子を呼んでこようか…
でも息子に見せたら、死んでしまうとわかっている命、
ショックで立ち直れないかもしれない…

連れて帰っても、育ててあげる自信がありません。

歩いて30歩程の我が家まで、後ろを振り返りつつ何か出来ないか、
必死に考えたけど答えは出ません。

家の前で、お隣の動物が大好きなOさんにばったり!

これからお出かけのようでしたが、思わず私は今見た事のいきさつを
お話ししてしまいました。

Oさんは子どもの頃、巣から落ちた鳥を何度も拾って巣に戻して
あげた事があるそうです。
だけど、野生の動物にとって、一度人間の匂いが着くと、
その鳥は親鳥に見放され、またすぐ巣から落とされてしまうそうです。

「だからもうその子は、助からないなあ…」

Oさんはそう言いながらも、気になって私に案内をさせました。

さっきのところで、誰にも気付かれず未だその子は「ぴーぴー」と
鳴いていました。

そして気付かない自転車やよちよち歩きの子に、
今にもつぶされてしまいそうです。

「どうしよう…」

私たちが傘もささずに道ばたで途方に暮れていると、
OLさん風の女性が
「どうかしましたか?…あっ!」
立ち止まって声をかけてくれました。

「スズメですね、でもどうしたら良いんでしょう」

3人で「ぴーぴー」と鳴いているひなを、ただただ眺めるばかり。

「ぴーぴー」「ぴーぴー」

本当に今にもひかれてしまいそう。
でも、人間の匂いが着いてしまう、と思うと安全な場所に
移してあげる事も出来ない。

また買い物帰りの若い女性が通りかかりました。
「どうしたんですか?…あっ!」

どうしよう。
大の大人4人で、どうする事も出来ないんです。

Oさんが、とうとう
「そうだな、後は小鳥の餌買って、育ててやるしかないなあ」

というと、最後の買い物帰りの女性が、
「私、連れて帰ります」と、育てる事を約束してくれました。

OLさん風の女性も、「それならこれ、使ってください」と、
ビニール袋の中にティッシュをひき詰めてくれました。

Oさんが、そっとひなを捕まえて袋の上に。

ひなは鳴きやんで、静かになりました。

きっととても怖かったでしょうけれど、
少し私たちの気持ちが通じたのかもしれません。

スズメを保護した事が正しかったのかわからないけれど、
この小さな命を巡ってそれぞれに忙しい時間を
足を止め共有できた事、なんだかすごく嬉しく
温かい気持ちになりました


ちいさな「ぴーちゃん」が飛べるくらいに大きくなり、
またもとの仲間達のところへ帰る事ができたら…

そう心から祈っています。

 
  • コメント(全3件)
  • さくら 
    9/16 21:16

    私が、小さい頃の体験です
    ヒナが、地面に這いつくばっていたので、可哀想に思い父が鳥籠に入れて育てました。
    昔の家なので軒に籠をぶら下げておくと、いつからかわかりませんでしたが、なんと親鳥がヒナに口移しで餌を与えているではありませんか

    親子で感動したのを覚えています


    匂いは、しなかったのかな

    小さな命を助けてあげて私は、良かったと思いますよ



  • hide ** 
    9/16 22:06


    セキセイインコと文鳥のひなを世話した事が有ります

    餌を上手く食べる事が出来れば、あっというまに成長します
    粟餌を湯で柔らかく練り、小松菜などすりつぶした物を混ぜるといいです

    ショップで餌のやり方は教えてもらえるから安心です


    優しい方に見つけてもらい良かったと思いまし



  • さくら 
    9/16 23:16

    今、我が家にセキセイインコと羽衣インコがいます


    二匹とも雛から飼いました


    注射器のようなもので餌をあげました。先を口に加えさせ液体に近い餌を与えました

    大きくなるにつれ、少しずつ固めにしていきました。
    雛は、かなり自分から欲しがりましたが…水で体が冷えた雛は食べてくれるかな


    心配だけど、命なので、頑張って欲しいですね


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