放射線の具体的症状

結論:現在の東京の放射能は11.4年で発がんリスクが0.5%上がるだけ。放射能に怯えるよりもタバコをやめる方が現実的。妊婦は4ヶ月以内に影響あるも、現在のレベルでは問題ありません。詳しくは下記を。

先ほどの日記で引用させていただいたチーム東京大学医学部附属病院放射線科の中川恵一先生(放射線治療部門責任者)のつづきです。

「つまり、東京で昨日の状況が続くと、普通は1年であびる放射線量を100日であびることになります。通常の3倍程度の放射線をあびることになるということです。まず、この放射線量が医学的にどの程度の影響を持つ量なのかを考えたいと思います。200mSv(ミリシーベルト)つまり200,000μSv(20万マイクロシーベルト)が医学の検査でわかる最も少ない放射線の量と言われています。症状が出るのは、1,000mSvすなわち1,000,000μSv(百万マイクロシーベルト)からです。極端な例ですが、全身に4,000,000μSv(4百万マイクロシーベルト)あびると、60日後に50%の確率で亡くなります。もっと低い放射線量では、症状もなく、検査でも分かりませんが、発がんのリスクは若干上がります。ただし、およそ100mSv(ミリシーベルト)の蓄積以上でなければ発がんのリスクも上がりません。危険が高まると言っても、100mSvの蓄積で、0.5%程度です。そもそも日本は世界一のがん大国で、2人に1人が、がんになります。つまり50%の危険が、100mSvあびると50.5%になるわけです。タバコを吸う方がよほど危険です。現在の1時間当たり1μSvの被ばくが続くと、11.4年で100mSvに到達しますが、いかに危険が少ないか分かります。さて、放射線の量をお風呂のお湯に例えてみます。「1時間当たり何ミリシーベルト」といったりする場合、その量は「蛇口から流れ出るお湯の出方」を意味します。値が大きければ、激しく流れ出ていることになります。そして、たまったお湯の量が、「何ミリシーベルト」という値です。先程の例では、11.4年かけてぽたぽたと100mSv(ミリシーベルト)のお湯がたまったことになります。でも、ここで注意が必要です。数分で、一気にためたお湯と、11年かけてためたお湯では、量は同じでも、放射線の場合には、人体に与える影響は、全く違うのです。1μSv/h(マイクロシーベルト/時間)という「線量率」では、傷つけられたDNAは、ほとんど回復するため、医学的にほぼ影響がありません。もちろん、今後も影響が全くないとは言えません。妊婦の方へ。放射線は、妊娠後4ヶ月以内が最も胎児に影響を与えるといわれています。100mSv(ミリシーベルト)未満の蓄積ならばその後の胎児には影響がでないことが示されています。」
放射能漏れを論ずるなら、まず放射線の具体的な影響数値を自覚してからにしよう。

 
  • コメント(全8件)
  • 気まぐれ猫 
    3/17 00:33

    ありがとうございます。
    とてもわかりやすく、心配しないですみそうですね。

  • 石田晃久 
    3/17 00:42

    章長いのに読むのはやっ

  • ティファニー 
    3/17 00:51

    なるほ
    私の頭にはチェルノブイリのイメージがありました。

    被爆した世代でない子供たちに癌が多発してる特集を昔やってた気がしま


    土地や作物が汚染されながらも国は事実を封印


    よく調べないと、いたずらに恐怖を煽られます

  • 石田晃久 
    3/17 00:55

    ぼくも勉強になりましたよ
  • 晶やん☆彡サン 
    3/17 00:57

    ありがとうございます。大変参考になりました。明日、休校措置を執っているこどもの学校の教師会に訊ねます。
  • 石田晃久 
    3/17 01:01

    よろしくお願いします。カントクにもよろしく
  • ぽんた 
    3/17 06:56

    私はいつも数回読みますね、結構な量なので、まとめてPCからプリントしようと思います。
  • 石田晃久 
    3/17 09:58

    この数値を基準に今後の動きを決めてください
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