刺激的な一週間・その4

色々な方からパワーをいただいた一週間の締めくくりは……。

10日(日)の午後は、知り合いの女優・宴堂裕子さん出演の
朗読コンサート、

『希(ねが)いはやがて光となりて』

に行ってまいりました。

場所は、清瀬の国立ハンセン病資料館。

今年で2回目のこの朗読コンサートで読み上げられる作品は、
偏見と無知から、国の隔離政策の犠牲となって虐げられた
ハンセン病患者の方々が記された手記や詩。

私自身が、それほど深くその苦しみの数々を知るわけでは
ありませんが、宴堂さんの口をついて出てくる一つ一つの
言葉の重みがズシッと伝わる2時間でした。

詳しくは宴堂さんのブログをご覧ください。
http://yaplog.jp/yuuko-diary/

書き手が記した文字を、語り手が音声化して伝える。
朗読を狭義で定義づけるとこんな味気ない説明になりますが、
勿論そんなものは朗読でも何でもありません。

書き手が文字という手段を用いて記した思いを、
語り手が肉声という手段を用いて具現化する。

語り手に求められることは、文字の裏側に込められた思いを
どう表層に浮き出させるのか、ということ。
俳優が朗読をする意義はそこに尽きると思います。

『言霊』を宴堂さんは、伝えてくれました。


付き添いなく自由に動き回れる体があって、
誰にとがめられずに自由にどこへでも行ける。

その幸せと喜びを、改めて感じると同時に、
ならばもっともっとやれることがあるはずだ。

そんな思いを抱いた一日でした。