生きている喜び

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桜が散ってしまったと思ったら、あっという間に新緑の季節に


陽光を浴び、みずみずしい葉っぱが艶やかに光るまぶしさは、見ている僕の心を和ませる

と同時に、昨年新緑を眺めた自分とは、今はずいぶんと違う心持ちであることにも気づかされる。

唐の詩人、劉廷芝(希夷)の「白頭を悲しむ翁に代る」という詩の有名な一節、
『年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず』

世の無常を説くこの言葉が、胸に滲みいってくる。

季節は巡っているようで、決して同じ道を歩んでいるわけではない。むしろ人生は戻り道もなく先行きも見えない一方通行の道だ。
日々押し寄せる喜びや悲しみは、人を否応なしに変えていく。

だからこそ、一方通行の時の流れを歩む自分自身が己れを見失わない道しるべとして、永遠の循環ともいう季節があるのかもしれない。

生きている苦しさに押し潰されそうになる時もあるが、生きてる限りは新たな芽吹き、可能性があるのだと信じて、今日も歩いていく