映画が今なすべきこと

あの忌まわしい地震から1ヶ月が過ぎた。
今なお、被災地その他で何万人もの人々が苦渋の生活を強いられ、人災とも呼べる二次災害の福島原発事故は、今後何十年も世界レベルでの不安と悪影響を引き起こすことは間違いない。

それに対し、一体私個人は何が出来るのだろう。

先日、私の所属する日本映画監督協会理事長の崔洋一監督に突然呼び出されて、地元で二人で軽く飲んだ。
崔さんの用件は、この一大事に監督とかプロデューサー、映画会社とかの枠や、協会員・非協会員の垣根を越えて、映画界全体で復興のために出来ること、あるいは将来のために記録を残すことなどを、広く訴えていくから、広報委員長である私に、通常の活動とは別にそちらの方の広報活動を是非引っ張ってってもらいたいという、非常にありがたい要望だった。

個人レベルで出来ることは前向きに一所懸命いきること。
そして集団の力として、映画界全体が大きなエネルギーを持って、社会に貢献すること。
この2つの使命をどうやって果たすのか。
映画の力を今こそ見せる時である。