ユーヒ人魚68







オージも加わった人魚の谷での生活にも慣れた
ある日




ユーヒとアナタが静かに海の向こうへ沈んで
いく太陽に送るメロディーを奏でていると

後ろの砂浜から
かすかに足音がしました



振り返るとそこには
ネバーランドに似つかわしくない高齢の男性が
こちらを見つめていました
手には大きなスケッチブックを
持っています




『おお、びっくりさせたかい?
人魚さん達、素敵な演奏を邪魔したお詫びに
これをプレゼントしよう』