ストーリー講座番外編『出口の話』

作品を執筆する人はプロアマ問わず沢山いますよね。



プロとアマチュアは何が違うかわかりますか?



実力?



それはプロでも新人の頃はアマチュアと大差ないでしょう。



答えは



“出口”



です。



出口というのはすなわち発表の場。



雑誌というものは連載枠の数が決まっており、し烈な椅子取りゲームが展開されます



新人は連載したくて何度も持ち込み跳ね返されたり。



反面、例えば僕や芹沢さん、藤沢さんには一つ連載を抱えていても他誌から依頼が次々来てお断りしなくてはならないというケースが後をたちません。



僕は原作なので同じ編集者にいっぺんに二タイトル書いてくれと言われる事すらあります。



新人がデビューする事が難しい業界と言われる由縁ですね。



何故こうなるのでしょう。





出口というのは



“他人(会社)のお金で自分の作品を発表するもの”



だからです。



お金をかける以上、損をしない安全な人にかけたい訳で、それが新人の作品ではファンがいなかったり実力がなかったりして安定感がないため狭き門になってしまうのです。



これが自分のお金で賄う同人誌ならば制約がないですよね。



編集者と編集長を納得させて初めて予算を投入されるプロセスが必要なのは他者のお金で発表するからです。



ちなみに僕の場合は、以前も書いた編集者と編集長の方向性の違いがストレスなので、あまり雑誌連載は好きじゃなく。


それゆえ自分で日テレ関係の出口を作ってしまったのです。



まあ来年ついに久々の雑誌連載しますけど。



今の第一線の皆さんは血のにじむ想いで新人時代を乗り越えてきている訳ですが、夢半ばで散っていった人達も沢山います。



一番ストレートなのはどういう道でしょう?



賞に応募?



オススメの方法はですね。



とにかくマメに持ち込む事です。



賞なんて実はあまり関係ないんです。




持ち込みで飛び抜けて良かったらすぐ読み切りもいけますよ。




最初のうちに必要なのは編集者とのコミュニケーション。



物語を作るコツを教えてもらう事が必要なのです。



執筆活動をしている人に弟子入りするのもいい手ですね。




あなたが自分の



“出口”



をみつけた時。



それは一人前に一歩近づいた瞬間と言えるでしょう


 
  • コメント(全8件)
  • *凜* 
    9/26 01:12





    深いですね



  • ペガサス幻想だし 
    9/26 01:15

    難しい話っすねー


    俺とか遠いから持ち込みする前にバイトしないとキツいですかね…(TДT)
  • えいこりん【アプリ名はみおりです☆】 
    9/26 01:25

    私は絵や文章などを書くのが苦手なのでこの業界のことはよくわかりませんが・・・


    読んですごく勉強になりました(^-^)

    声優を目指しているので置き換えればやはり同じようなこと



    本当にいい話を読ませて頂きまし



  • 吉田光線 
    9/26 01:30

    相手にされなくても、持ち込みまたやります。
  • ログ 
    9/26 02:32

    いつか自分の作品が自分以外の人にも価値があるようなものを作れるように一生懸命努力したいです

  • 青木良 
    9/26 04:30

    余談ですが前回と今回の話は芸能も同じなんですよ。若い女の子の『実力無いけど出たい病』に対してはよくこの2つをきつく言ったりしま
    漫画や小説に関してはいくら机で悶々としていても読まれる場がなければなんの意味もない訳で。食べる人いないのに作った料理と同じですね。
  • 聖子さん 
    9/26 06:20

    日本でプロとアマについて定義するのは難しいように感じていたりします。青木さんの『発表の場』とは面白い考え方ですね…因みに私は松下幸之助さんの『プロ』についてを読み思う所ありましたが、、
  • コジロウ!!(ドリ仲間募集中)仕事中リクオフです 
    9/26 09:43

    どんな業界でも、好きな事を仕事にするのは理想だけど、生きる糧の為に妥協せざるをえない、今の世の中

    本人のやる気次第とは言え、大変ですよね…

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