窪は切ない夢を見る最終回『夢は何度でも』

『3月9日』






『―ロスアンゼルス行き〇〇便はただいまからご搭乗手続き始めさせていただきます―』






…おっと…搭乗か。







…1週間とはいえ日本を離れるのは…ある意味ちょうどいいかもしれません。







え?






ショック?








そりゃ受けましたよ。





あの告白の日からこの五日間、記憶ないですから。






確かに…キャバクラ嬢に恋をするべきでは無かったかもしれません。





まさか真由美ちゃん…おっと真由美君が男だとは。









そりゃみんなキャバ嬢はやめとけって言う訳だなあ…







結局また占いも当たりましたしね。







…ただね、思うんです。








このギスギスしたせちがらい世の中で、ちょっとの間だけでも夢が見れたのは、幸せだったんじゃないかって。






…切ない切ない夢でしたけど(笑)。







心が折れる時もあります。






理不尽な現実に夢が打ち砕かれる事もあります。






だけどね。






またみればいいんですよ。







何回だって。









みなさんも膝をついた時は、アタシを思い出して…







「まだ下がいるんだ」






と思って笑顔に戻ってくださいよ。







アタシもまた見ますから!








次はベガスで一発当てる夢かな!







見るのはタダですからね(笑)。





「あれ? 窪さんじゃないですか」



「ん? ヨネちゃん?」



「どうしたんすかこんなとこで」



「いやちょっと仕事でラスベガスまで…ヨネちゃんは?」



「マジッすか? 僕もまたフラれたから傷心旅行でラスベガスに行くんですよ!」



「本当に? よくフラれ…いや、なんでもない。じゃあ一緒に行こうか!」



また楽しくなりそうですね。




みなさんまたいつか…





ラスベガス編でお会いしましょう。



それまで…





しばしの間、お元気で(ニヤリ)!