ストーリー講座『伏線』

今回は


『伏線』



のお話です。



ストーリーにおける伏線とは、きっかけや成り立ちと結果を、水面下で繋げた線の事です。



だいたいは序盤から中盤にかけてまいておいた種を終盤で刈り取るパターンが一般的ですね。



他にシリーズをまたがる場合等もあります。



僕もコントローラー兇任鷲線を多用しており、カイムの修行をシリーズをまたがった伏線にも使っていますし、コントローラー気埜世┐仆盤で匠が思いついた



“面白いやり方”



が実は自分のお客をカイムのセミナー受講者にして自分を煽らせたというアイデアがこの伏線に相当します。





このように、どんでん返しにも使いやすいという訳です。




さて、伏線は物語を形成する上で非常に重要で、有る無しによって全く深みが変わってくるスパイス的役割を果たします(勿論効果が出せる上質のものだけですよ)。


数多の入り組んだ伏線がクライマックスで紐解ける様や、序盤に投じた種が忘れた頃に結実する様はカタルシスを生み出し作品の印象を深めます。




では実践編ですが、まず伏線の張り方のコツとしては、できるだけ関係無さそうな種をまく事。




そのふり幅が大きい程、刈り取る時に


「ああ、そうだったのか」


「あれがこうなるとは」


と見ている側にサプライズとなって心に刺さりますからね。




ただし、逸脱し過ぎて四次元的に飛躍して


“なんじゃそりゃ”


となるパターンも初心者の書き手には多く、この点は特にバランスに気をつけなくてはなりません。



自分の中で膨らんでも、結局見ている側につたわらなければ意味はないですから。



この伏線に関しては正直、次回予定の


『セリフ力』


と並んで作者の


“センス”


によって大きく左右されるもので、残念ながら努力だけではリカバリー仕切れないポイントだと思います。




才能いかんでは多くの作品をインプットしても、ついつい既出のものとかぶりやすかったりもしますから、案外にハードルが高いともいえるでしょうね。



まあ自ら生み出せないならば色々ミックスするという手もありますが。




いずれにしても一筋縄では行かないのがこの伏線で、それ故に作品のレベルまでも影響してしまいます。



いい伏線はいい作品への調味料。



作家の頑張りどころなのです。

 
  • コメント(全4件)
  • ころ☆ころ★コロン 
    7/15 03:42

    小説を読んでいるだけでは分からないプロセスが有るんです


    わたし
    一気読みタイプだけど…

    一気に読んでしまうのは
    ったいないくらい(^_^;)


  • ぐぅ 
    7/15 11:18

    ↑確かに。

    しかし一気に読んじゃうよね(^^;
    読み終わった

    「あぁっ!もっとねぶって読めばよかった!!

    って後悔にも似た感情がある。
  • *凜* 
    7/15 22:27

    最近活字を読むのは、先生の所がメインかも

    うちは、何度か読み直してやっと理解できるので、書くのは向いてないと諭しましたね


  • さっち) 
    7/16 21:31

    人気の作家さんとか読んでおもしろい作品て、そこんところが上手で、ウ〜ンと唸ってしまうのです

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