ストーリー講座Α慳_荼矯遒僚颪方』

さて、今回は漫画原作の書き方です。


何度か書きましたが、漫画原作と小説は違うので、今回は漫画原作の回とさせていただきますね。


まず、漫画原作には脚本のような


“文字原作”




下書きを原作とする


“ネーム原作”


があります。



前者が一般的で、後者は週刊少年ジャンプ以外ではそんなに使われる機会はありません。


というのも、ネームなんて漫画家経験者くらいしかいい形で構成できないですから。


また、ある程度キャリアのある漫画家さんならば自由度の無さを嫌がる方が多いのも理由の一つですね。


ジャンプの場合は逆に絵の書き手も新人の若い場合が多いのでネーム原作を求めているんでしょうね。


文字原作の場合


「匠はザンギリ頭の日影舘を見た」


と紋切りでト書きっぽく書く本当の


『脚本タイプ』





「目線を上げた匠は、悲しみの眼差しで日影舘を見つめた」


と書く

『小説タイプ』


に別れます。


前者は他業種の文筆経験者がよく使用するパターンで、実は編集には評価されません


他業種からの原作者が単発で終わるケースが多い理由は、この書き方のせいも大きな理由でしょうね。


では後者の場合、何がいいんでしょうか。


それは、うまく書ければ絵を書く人に


“創造力”


を与える事ができるからです。


漫画家は読者に直接作品をアプローチするアンカー(リレーと同じ意味ですよ)で、原作者はまずは漫画家にだけ向けて書く職業。


その向こうに読者はいるものの、アンカーでない以上完全に自分の思い通りにはなりません。


しかし漫画家さんが原作を二倍三倍の魅力あふれる作品に変えてくれる可能性があり、そのキッカケはやはり原作者がいかにインスピレーションをわかせられるかという事につきると。


それだけに原作者は後者のようにキャラやストーリーの魅力が伝わるように書かなければならず、小説タイプの書き方が喜ばれるという結果になるんです。


「光っている」


という書き方より


「目も眩む光が目に突き刺さる」


ですよ。



僕は芹沢さんとやっているセブンズシーフはわざと脚本のタイプで書いていますが、それは芹沢さんに自由度を持ってもらうためで、普通に漫画原作を書く場合は後者で執筆しています。



しかし…なかなか進まなくて心が折れそうですが次回は小説編です(^_^;)。

 
  • コメント(全8件)
  • 春風亭☆今までありがとうございました!!(●∇●)/ 
    6/27 02:26

    もう元気になられたんですか〜
    力も大事ですが、不安定要素の排除も程々に。コメ毎回楽しみにしています
  • Shinchan 
    6/27 02:36

    なるほど。
    かなり深い事なのに説明の仕方が良いのでわかりやすいですね。

  • ぐぅ 
    6/27 02:56

    折らないでください!!
  • 眉毛犬 
    6/27 06:36

    原作難しいですね

  • ルリア*今までありがとうm(_ _)m 
    6/27 08:51

    なんとなく【バクマン】のイメージでネームのある方が一般的なのだと思い込んでいました


    でも、そうではないんです


    漫画原作のストーリー講座も新しい発見があって楽しいです

  • さっち) 
    6/27 13:46

    なるほ
    深い〜

    そしてムズカシイ
    もそれだけやり甲斐はあるのかな

    どの仕事も大変さはツキモノですものね

  • *凜* 
    6/27 20:29


    やっぱり…
    難しい


  • ログ 
    9/8 00:22

    文字原作が一般的だったんですね

    初めて知りました


    小説タイプになれるよう、本をよく読んで文章力を磨きたいです

  • GREEにログイン(新規登録)するとコメントを書くことができます。
    ログイン(新規登録)