立川談志師匠の思い出

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落語界の巨星がまた一つ大空へ旅立ちました。


昨日から大きく報道されています。


立川談志師匠ですが、天才、破天荒といった一面ばかりでなく、乱暴な言葉は吐いても、やさしい細やかな心遣いが出来る素敵な方でした。
沢山のお弟子さんたちも活躍され、立川流はユニークな拡がりを見せて発展しています。


私は若い頃、なぜか落語家さんが多く在籍する事務所に所属していたことがあります
談志師匠がまだ真打ち前で「柳家小ゑん」と名乗っていた頃からのご縁です。
ラジオやテレビのレギュラー番組でも、ご一緒させていただきました。
大先輩にもかかわらず「談志ちゃん」「フーたん」と親しく呼び合って、ディスクジョッキーを楽しく進めていたことも良い思い出です。


後年、志の輔さんのラジオ番組にゲスト出演させていただいた時、「うちの師匠を『談志ちゃん』と言ったのは、天地さんが初めてですよ。」と呆れられました。
恐れ多いですね。


私には、いまだに忘れられない談志師匠の言葉があります。
「一つの物を見たら、いくつか連想するんだよ。そこから何を発想するかを考えたらいいよ。」ものごとを深く考えない私に対し、優しくアドバイスして下さったそのお言葉が宝物となりました。
また、大変に博識な方で何でもよくご存知でした。
ある時、ジャズの話に高じお互いに「サミー・ディビスJR」が好きと判り
「今度、LPを持ってきてやるよ」と言って、手渡されたレコードが未だに私のレコードラックにあります。

談志師匠の形見となってしまいました。

写真は談志師匠の大師匠「柳家小さん師匠」を模した博多人形です。
ご冥福を心よりお祈りいたします      合