「文化の日」に、心洗われて

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 秋も深まってきました。
 いつも拙いブログにお付き合いいただき、有り難うございます。
 また、素敵なコメントをお寄せいただき、感謝いたします。
 励みとさせていただきますので、これからもどうぞお付き合いくださいませ。

 昨日11月3日は、穏やかなお日和の「文化の日」でした。
 私は、ある弁論大会を見に行って来ました。
 全国427名から選出された6名の青年弁士による、「語る秋」を堪能しました。一部をご紹介します。
 
 <接骨院の施術師の青年>
 患者さんや上司とのかみ合わない人間関係の悩みから、相手ばかりを責めるのではなく、自らが変わっていくことにより、融和が生まれ温かい人間関係を築くことが出来た。

 <3人の子育て中のママ>
 育児休暇をとりながら、3人の子育てで奮闘。
 トイレにまで追ってくる1歳半の子供。ママ、ママ、とドアの外で泣く娘。
 夫の協力はあっても、自分一人の時間などない毎日。
 全てを投げ出したいような思いの中から、私だけではないママ友たちもみんなこうした中で頑張って子育てをしているんだ。と気づいた。
 自分の親も大変な中こうして育ててくれたのだと感謝がわき、家庭から温かい子育てを精いっぱいすることが、明るい未来と社会を築いていくこと。
 そんな厳しい生活の中でも、他へ向ける心を怠らず人格向上を目指して励んでいる

 
<中学3年生の女子>
 中2の時「いじめ」にあい、無視された。理由はわからない。
 自分の居場所がなくなり、教室に入ることが出来なくなった。
 苦しくて、苦しくて、消えてしまいたい。
 でも、親に心配をかけたくない。学校へは行った。
 学校側が応接室を提供し、専任の先生をつけてくれた。
 応接室の掃除を感謝の気持ちをこめて一生懸命にやった。
 冷ややかだった先生方や、事務の人の対応が変わってきた。
 他のクラスや学年で同じように行き場のない生徒が、この部屋に集まって来るようになった。
 そんな子たちの悩みを、聞いてあげられるようになった。
 お昼休みには、クラスの友達も心配してここに集まって来た。
 友達とふたたび仲良くなれた。
 応接室組は、翌年全員が教室に戻ることができた。
 悩める人の気持ちになって、相手を思いやり、他のためにできることを実行する勇気をもらった。

 <子供養護施設で働く女性>
 虐待や、親に捨てられた子供たちを養育する施設での生活は想像を絶するものがある。
 心がすさんで、自暴自棄の子供は荒れて手をつけられない。
 心に深い傷を負い、誰にも心を開かない。
 「うざい!死ね」とロッカーを蹴飛ばす。
 「物にあたるな!」と注意すれば「人ならいいのか!」と本気で手を挙げる。
 子供たちのやり場のない怒りは、時に職員に向かって来ることも。
 親に捨てられたり、いわれのない虐待を受けて来た子供たちだからと解ってはいても、はじめは好きになれなかった。
 なんでこんな子たちと一緒に生活をしなければいけないのか?
 自分で選んだ道なのに、嫌で嫌でたまらなかった。
 自分を見失いそうになった。
 そうした自分の心が、子供たちの敏感な心に見透かされていた。
 少しずつ距離を縮める努力を続けた。
 「あなたが大事、あなたが好き」という気持ちで接することが出来たとき、子供らしい素直な笑顔に出会えた。
 わかってほしい。認めてほしい。みんな淋しい思いをしてきんだ。
 
 私はこの子たちの「お母さん」になろうと思った。
 
 この子たちが本当に愛おしくて、今では心から思う。
 「あなたが大事、あなたが好き」。
 
 
 もう、涙がとまりませんでした。
 他にも、一人一人の内容が素晴らしく、ここに全てをお伝え出来ないのが残念です
 共通していたのは、それぞれが自らの苦しみや困難を乗り越えた体験の中から、両親や周りの方々の支えがあっての今があることの気づきと、感謝の心を深めていることでした。
 何よりも、他に対する温かい思いやりの心に溢れていたことです。

 久々に心洗われた素敵な休日でした。