石巻で落語会。

昨年11月に続き、二度目の石巻です。

昨年見た時はコンクリートの更地だった沿岸部に建物が増えた印象はなく、そこに生い茂った雑草が、まるで元から何もなかったかの様に一面を緑にしていました。電柱は立てられていましたが、電気が通るのはこれからだそうです。仮設団地も大きいところでは1,000世帯も住む場所があり、依然日常を取り戻せていない方々が大勢いるそうです。


今回は落語だけ四人と、スタッフ数名で伺いました。昼は「恵み野団地」という仮設住宅内にあるさおり織りの仮設作業所でやらせていただきました。ここは障害を持った方々が働いている「こころさおり」という作業所で、海の近くにあったビルが波にのまれたため、仮にこちらで運営されています。震災直後はビルの下層階が水没。取り残され、二、三日耐え忍び、自衛隊に救助されたそうです。

こころさおりの職員さんや利用者さん、恵み野団地に住むご家族などが、落語を聞きに来てくれました。皆さん最後までしっかりとお聞きくださいました。職員の方がお一人、「外郎売」をベースにした創作落語(!?)をおやりになって、こちらも楽しませてもらいました。

夜は場所を移して、レストラン「味六亭」。こちらは昨年もやらせていただいたところです。昨年お越しくださったお客様も多く見受けられ、会場は完全に歓迎ムード。のせられて、我を忘れて噺しました。たくさん、笑ってくださいました。


「また来てくださいね」とか「楽しかった」というお声、また何より、多くの笑い声を聞けました。


味六亭さんにはたくさんの美味しいお料理やお酒をご馳走になり、男性陣は宿泊までも。またご近所に住む素敵なおばあちゃん(お元気そうで何より!)は女性陣の宿を勝手出てくださり、手厚くおもてなしくださいました。
昨年同様、こちらが頂いたものの方が多い様に思えます。
すみませんです。
楽しかったです。


お許しいただけるなら、また、僕らを石巻へ連れて行ってくれている「埼玉 結」の資金とスタッフの体力が続く限り、何度でもまた皆さんに会いに伺いたいです。
稽古して、もっと笑わせられる様になりますから。

たぶん。