石巻演芸処「結(ゆい)」ご報告。

石巻に行って、落語をして参りました。
只今帰りの車中でございます。

三回の寄席に、のべ60〜70名くらいのお客様がおみえになりました。大成功だったと思います。笑っていただきました。
お帰りの際、皆さん口々に「楽しかったです」と言ってくださいました。その中には、「久々に」と付け加える方もおられました。

会場は「味六亭」というレストラン。海岸から2.5キロのこの店も、高さ1メートル程度の津波を受けています。復旧して営業していますが、床のタイルは剥がれたままでした。

夜には、お酒やお料理を頂きながら、いろいろな体験談をお聞きしました。同じくらい、たくさんバカ話もして笑いました。

津波で流された地域では、亡くなった方の霊を見る方が多いのだそうです。日の暮れ方には、自治体がスピーカーでお経を流しているそうです。

津波は波ではなく、黒い壁だったそうです。

津波から逃れようと車を飛ばして、人をひいてしまった人も少なくない様です。今になって、ポツリと告白なさる方もいると聞きました。

店のご近所に住む一人暮らしのおばあちゃんが、夜中までお付き合いくださいました。「次に来たときはうちに泊まってください」とおっしゃいました。

別のおばあちゃんは、僕こと「志かく」と同じ谷中亭の「まるみ」を、笑点で見た様です。もちろん人違いです。

「おくずかけ」という郷土の汁物が大変に美味しかったです。

行って良かったと、今疑いもなく思えています。今後も、年に一度は石巻で寄席をやりましょうという話になってます。

 
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